中古車販売のビッグモーターが
保険金を不正に請求していたことが
発覚しました。
車にゴルフボールでぶつけるなどして、
修理費用を水増しして保険金請求していた
そうです。
TVCMを大々的に流している会社が
こんなにもあからさまな不正を
行っていたことに驚きますが、
2〜3ヶ月前から
不正の情報がネットにあがっていた
にもかかわらず、その間も、
TVCMを流し続けていたことにも驚きます。
不正を会社のトップが知っていたら
すぐにTVCMを止めるはずなので、
トップは知らなかったという
流れになるんじゃないか?と思います。
しかし、
第三者委員会の調査によると
調査対象の4人に1人が不正を
行っていたことを認めており、
会社ぐるみが疑われても
仕方がない状況です。
このような不正があった時は
私はいつも会社のホームページで
ビジョンやミッションを確認します。
ビックモーターのホームページには
ビジョンやミッションは
見たあらなかったのですが、
社長の言葉がありました。
当社は、1976年1月の創業以来、
一貫して
「お客様の車に関する全てのニーズに応える。」
事を社是として歩んで参りました。
お客様に引き渡す車を傷つけておいて
よく言うよ!と思いますが、
この会社は何がしたかったんでしょうか?
ニュースの記事によると、
営業ノルマが厳しいという話だったので
目標はあったと思うのですが、
目的やビジョンが見えません。
私から見るとお金儲けにしか見えません。
こういう会社の不正のニュースを見るたびに
やり切れない気持ちになります。
なぜなら、
楽をしようと思う社員がいるかもしれませんが
不正をやりたいと思う社員はいないからです。
不正をしたところで、
社員とってよいことはないからです。
人はやりたいことしかしません。
だから、
不正をやらされてたんだと思います。
不正をやらされている社員の気持ちを思うと
気の毒でなりません。
私が思っているのは、
「現場は常に正しい」ということです。
ここでいう「正しい」というのは、
適切という意味ではありません。
現場がそうなっているには、
そうなる理由があるという意味です。
現場で不正があるのは、
会社に不正を生む原因がある
ということです。
お金儲けが目的だとすると
これらの不正はつながります。
この件が、今後、
どのような展開を見せるか?
分かりませんが、
現場が勝手にやったことで、
私は知りませんでした!
みたいな言葉は聞きたくないなぁ~
と思います。
不正が起きた原因は
会社にあるのですから・・・
元をたださないと
問題は解決しないのです。
今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。
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