昨日、4月に就職して
一人ぐらいを始めた上の娘が
お休みで家に帰ってきました。
家族で食事に行こうと思ったら、
大学2年生の下の娘が、
”BeReal”やるから待ってて！と言って
写真を撮ってSNSにアップしていました。
”BeReal”って初めて聞いたので、
お店に着いてから、
ごはんを食べながら、
BeRealについて教えてもらいました。
”BeReal”とは、友達同士で、
写真を共有するアプリだそうです。
アプリから通知が来たら、
2分以内に写真を撮って
アップしなければなりません。
スマホに保存していた写真や
アプリで加工した写真をアップする
ことはできません。
つまり、
今をありのままを写真にとって
アップしなければなりません。
しかも、
前と後ろのカメラの同時撮影で、
両方の写真がアップされるので、
どんな状況にあるのか？
が伝わってしまいます。
さらに、
写真をアップするタイミングは
1日1回で、タイミングはランダムだそうで、
朝かもしれないし、夜かもしれません。
冒頭で、
通知が来たら2分以内に
アップしなければならないと書きましたが、
アップしないとどうなるか？というと、
友達が投稿した写真を見ることが
できないようになっているそうです。
写真が見えるのは1日だけなので、
アップしないと、
その日、友達が投稿した写真は
見られない
というわけです。
いろいろと縛りのあるSNSですが、
Z世代には人気だそうです。
どうして、BeRealが人気があるのか？
Z世代を理解したい
オジサンにとっては興味があります。
何がそんなに良いのか？
考えてみました。
まず考えられるのは、
「盛れない」ということです。
通知が来て2分以内に
写真をアップしようとしたら、
「今の自分」を見せるしかありません。
一人かもしれないし、
誰かと一緒にいるかもしれません。
通知が来てから２分で
望ましい状況を作り出せません。
さらに、写真を加工できないので、
ありのままを共有するしかありません。
強制的に正直になるというか、
無理をしなくていいというのが、
良いのかもしれません。
SNS疲れと言われるように
キラキラしている友達の姿を見ると
焦りとか嫉妬を感じることも
あると思います。
その点、”BeReal”は、
ありのままの姿が共有されるから、
地味な姿も多くて、
安心するのかもしれません。
また、自分がアップしないと、
友達が投稿した写真が見られない
というのも、
強制力が働いてよいのかもしれません。
私は、毎日ブログを書いて
Facebookにアップしていますが、
最初は抵抗がありました。
今回で、2260日目ですが、
毎日投稿するという強制力があるから
続けられていることです。
強制力があることが、
写真を撮るキッカケにもなるし、
写真をアップする目的（口実？）に
なるのだと思います。
注意されたくない！
過度に目立ちたくない！という
Z世代にしたら、
どんな写真をアップしても
言い訳ができる環境が整っているのが
良いのだと思います。
逆に言うと、Z世代の人たちは、
ここまでしないと自分をさらけ出せない
のだと思います。
52歳になる私からしたら、
人生なんて地味なことをコツコツと
積み上げていくことだということは
経験で知っています。
しかし、
生まれた時からSNSがあって、
常に他人のキラキラした部分を見せられている
若い世代にとっては、
「ありのまま」を共有できることが
貴重なのかもしれません。
なんで、こんなものが面白いのか？
と思いましたが、
あらためて、背景から理解することが
大事だな！と思いました。
今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。
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