前回のブログで、
ラグビー日本代表元監督の
エディー・ジョーンズさんと
トム・ホーバスさんの対談を
紹介しました。
トム・ホーバスの「厳しい練習」は、
日本人がやりがちな「根性練習」と何が違う?
日本代表を勝たせた外国人“鬼コーチ”が
直面した日本の課題
https://number.bunshun.jp/articles/-/858619
その中で、マネジメントに参考になる
やり取りがあったので、
そのことについて書こうと思います。
コーチの立ち位置について
トム・ホーバス監督こんな話をしています。
コーチがすべてを決めない
ということですよ。私はオリンピックで、
チームの「原則」だけを決め、
試合中の判断は選手たちに委ねました。すると、原則を理解した12人は、
私さえ驚くような創造的なプレーを
見せてくれました。すべてを与えるのではなく、
コーチが全体像を示し、
選手たちがパズルを完成させる
というアプローチを採った方が
効果的だと思います。
これを職場のマネジメントに
当てはめると・・・
経営者が全体像を示して、
社員たちがパズルを完成させる
ということです。
私、最近、こればかり、
やっているような気がしています。
これというのは、
社長が考えていることを形にして
社員さんに分かりやすく伝える
ということです。
それはOKRという手法で、
何度かブログに書いてきました。
OKRとは、
Objectives and Key Resultsの略称で
目標 と 主要な結果 です。
O(目標)というのは、
「目標と目標が達成された状態」のこと
KR(主要な結果)というのは、
「目標をどのように達成しつつあるか
モニタリングする基準」のこと
O(目標)を達成するために
どのようなKR(主要な結果)が必要か?
このように考えることです。
OとKRは、組織全体、部門、課、個人
という具合に連鎖していきます。
この時のポイントは、
経営者が作るのは、
組織全体のOKRまでです。
部門以下のOKRは、
社員に作ってもらいます。
このようにすると、
経営者が全て決めないで、
全体像だけ示して、
社員がパズルを完成させることになります。
つまり、OKRを入れることで、
トム・ホーバス監督が言っている
マネジメントをやっていることになるのです。
いつもブログに書いていますが、
組織づくりには原理原則があります。
原理原則通りにやると、
組織は機能します。
OKRを導入させていただいた
お客様の会社では、
どの会社も
組織が動き始めた感じがします。
組織を動かすにはやり方が
あるのですが、
そのやり方が分からないと、
頑張っても成果が出ない
ということがあるのだと思います。
そういうもったないことを
なくしたいと思って
チービルディング経営塾をやったり
ブログを書いています。
今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。
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