前回のブログで、
チービルディングのポイントは・・・
リーダーはリーダーで
自分でやりたいことをした結果、
周りの人もやりたいことが
できている状態をどうやって作るのか?
ということだと書きました。
今日はこのことについて
書きたいと思います。
まず、リーダーはやりたいことを
やっていることが必要です。
リーダーをやらされているわけではなく、
やってあげているわけでもない
ということです。
自分が好きなことをやっている
というのが前提になります。
実は、この時点で、
リーダーはリーダーではありせん。
なぜなら、一人だからです。
リーダーについてくる人がいて、
リーダーはリーダーになります。
リーダーについてくる人を
フォロワーと言います。
フォロワーが生まれて、
リーダーはリーダーになります。
では、なぜ、
フォロワーが生まれるのか?
というと・・・
リーダーについていくと
フォロワーにとって
いいことがあるからです。
だから、
リーダーが好きなことをやっていて
フォロワーが生まれれば、
チービルディングが目指している
冒頭の状態になります。
ただ、これは偶然で、
再現性がありません。
ここで再現性を得るために
大事なことは、
リーダーはフォロワーを
対等に扱うということです。
対等というのは、
相手を尊重することです。
それは相手がやりたいように
やってもらうということです。
当たり前の話しですが、
リーダーが望んでいるように
フォローワーをコントロールしたら、
それはフォロワーではなくなります。
コントロールされている人は、
やらされている人です。
リーダーがやりたいことを
やらされています。
リーダーは自分がやりたいことのために、
フォロワーを利用しています。
これは、フォロワーではありません。
では、あらためて、
自分がやりたいことをやりながら
リーダーについていく状態
つまり、フォロワーでいられるのか?
というと・・・
そこに必要なのは「共感」です。
リーダーがやっていることに
「いいよね!」とか「面白そうだね!」
って、思われることです。
共感はコントロールできません。
共感しろと言われて
共感できるものではありません。
共感は対等です。
そこに上下関係はありません。
だから、リーダーは、
フォロワーにいかに共感してもらえるか?
が大事になります。
では、どうしたら、
共感してもらえるようになるか?
というと・・・
想いを発信することです。
想いを発信しない限り、
相手には伝わらないので、
共感は生まれません。
ただ、逆に表現したからといって、
共感が生まれるとも限りません。
こればかりは
コントロールできないですから
仕方がありません。
また元も子もない話になるのですが、
誰でもフォロワーになるわけではなく、
そもそも同じ方向を向いていない限り、
フォロワーにはなり得ないのです。
そういう意味で
あきらめも大事なのですが、
そもそも、伝わっていないということが
あると思うのです。
いつもブログに書いていますが、
人は選んでいます。
その仕事、その職業、その会社を
選んだからには、想いがあるはずです。
仲間と一緒にいたい!
いい仕事をしたい!
自由にやりたい!
楽しくやりたい!
家族を守りたい!
完全に一致することはなくても
それぞれに何かしら、
重なっているところがあると思うのです。
その重なっている部分を大切にすることが、
相手を尊重することになるのだと思います。
そして、その重なっている部分を
実現しようとすることで、
方向性がそろってくるものだと思います。
そのためには
相手と話さないといけないし、
話すためには、
重なっている部分があると信じないと
話せないと思うのです。
まずは、相手を信じないと
相手は信じてくれないでしょうから
重なっている部分があると
信じることから始めることが大事だと
思っています。
そういう意味で、
リーダーになるには、
相手にも共通する想いがあるということを
信じることが大事なのです。
今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。
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