お客様の会社の社員さんと
面談している時に、
この人、仕事できるなぁ~
と感じることがあります。
それは、
どんな人に対して感じるのか?
というと・・・
学習能力の高い人です。
学習というのは、
やったことがないことに対して、
自分で試行錯誤しながら、
パターンを見つけて、
そのパターンを繰り返して、
より良くすることです。
学習能力の高い人は、
原理原則を伝えると、
自分なりに理解して、
試行錯誤しながら、
コツをつかんで
いつの間にかできるようになっています。
言ったことがすぐにできる人です。
その逆の方で、
仕事のできない人というのは、
原理原則を伝えても、
なかなか理解できなくて、
何となくやって上手くいかないということを
繰り返します。
言ったことがいつまでもできない人です。
なんか偉そうなことを言っていますが、
私自身、実は、
チームビルディングを学ぶまで
この学習能力という概念が
ありませんでした。
私自身、一生懸命だし、
試行錯誤もするし、
できるまで繰り返しやり続ける
ということはしていました。
しかし、
パターン化という概念がなくて、
いつも、なんとなくやってみて
上手くいく時と
上手くいかない時があって
なんでだろう?と思っていました。
だから、とにかくやってみて、
上手くいけばよし!
上手くいかなければ、
もっと量をやるという考え方でした。
下手な鉄砲、数打ちゃ当たる
という感じです。
みんな、そんなもんだろうと
思っていました。
しかし、チームビルディングを学んで、
特に「効き脳」を学んだことで、
人によってやり方が違うことに
気付きました。
「効き脳」は思考のパターンです。
人の脳は、大きく分けて、
左右で2つ、内側と外側で2つで、
4つに分けることができる
と言われています。
それぞれの「脳」を分けると
A脳: 論理・理性脳
B脳: 計画・堅実脳
C脳: 感覚・友好脳
D脳: 全体・創造脳
の機能があります。
効き脳診断をすることで、
それぞれが数値化されます。
私の診断は次の通りです。
A脳( 論理・理性脳):73
B脳( 計画・堅実脳):25
C脳( 感覚・友好脳):75
D脳( 全体・創造脳):27
このように、私は、
B脳(計画・堅実脳)が低いので、
パターンというものに意識が向かない
傾向にあります。
パターンを考えていたら
だんだん面倒臭くなって、
何にも考えないで、やったほうが楽!
という思考になります。
しかし、
これだと学習をしないので、
できるできないを繰り返していました。
実は、効き脳というのは、
能力ではありません。
思考のクセです。
だから、意識すればできます。
なので、B脳が低いから
学習能力が低いわけでもないし、
B脳が高いから
学習能力が高いわけではありません。
大事なことは、自分の脳を
成果が出るように使っているか?です。
私の場合、
B脳が低いので、低いなりに
どうやってパターン化を身に付けるか?が
学習能力を高める上でのポイントでした。
では、私の場合、
どうやって学習能力を上げたのか?
というと・・・
それは言語化です。
そうブログです。
A脳( 論理・理性脳)が高いので、
論理的に考えて文字にすることが
できます。
ブログに何度も同じことを書いていると
パターンが頭に残ります。
これで私はパターン化を
身に付けました。
だから、上手く行ったこととか
掴みかけたことをブログに書くように
しています。
そうすると、
同じようなことが起った時に
言語化していると、
回路がつながっているので、
同じようにできるようになります。
念のために言っておくと、
これは私の強みを活かしたやり方で、
これが正解ではありません。
私のやり方を真似しても
上手くいかないと思います。
結局、学習能力を高めるには、
自分の強みを活かして、
どうしたらできるようになるのか?を
考えることです。
その第一歩は、
自分の強みと弱みが何なのか?を
知ることです。
それがチームビルディングの理論
「SSR理論」でいう「人材力」のことです。
結局、「ある」ものからでないと
始まらないということです。
今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。
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