組織のコミュニケーション能力を上げるには?

前回のブログで、
組織の生産性を上げるには
コミュニケーション能力を上げる必要が
あると書きました。

 

今回のブログでは、
どうやって、メンバーの
コミュニケーション能力を上げるのか?
について書きたいと思います。

 

組織の成果をあげるには、
いつもブログに書いているように
SSR理論です。

 

SSR理論とは、
Strength(人材力)
Structure(組織力)
Relation(関係力)
の頭文字をとったものです。

 

この3つを掛け合わせることで、
組織の成果が生まれます。

 

「人材力」×「組織力」×「関係力」

 

コミュニケーション能力というのは
「人材力」です。

 

「人材力」というのは、
個人が持っている経験やスキルや
能力や知恵のことです。

 

では、どうしたら、
「人材力」が上がるのか?というと・・・

 

「人材力」×「組織力」×「関係力」を
よりたくさん回すことです。

 

実は、
「人材力」×「組織力」×「関係力」は、
スパイラルのように渦を巻いています。

 

ブログは上から下に書いているの
逆にはなりますが、

 

「人材力」⇒「組織力」⇒」「関係力」
⇒「人材力」⇒「組織力」⇒」「関係力」
⇒「人材力」⇒「組織力」⇒」「関係力」・・・
というように、つながっています。

 

「人材力」は「組織力」によって高まり、
さらに、「関係力」によって高まっていきます。

 

つまり、コミュニケーション能力は、
「組織力」によって高まります。

 

「組織力」というのは、
目的や目標、ビジョンや役割や
会議体やルールなどです。

 

そもそも、
コミュニケーション能力というものは、
目的や目標がないと発揮されません。

 

目的や目標があるから、
コミュニケーションが機能します。

 

目的や目標を達成するために、
それぞれの違いについて
コミュニケーションを取ることで、
コミュニケーション能力が上がります。

 

また、リーダーという役割を
与えられたり、
会議という場があって、
コミュニケーション能力が上がります。

 

さらに、このように
コミュニケーションを取ることで、
お互いの理解が進み、
「関係性」が上がります。

 

「関係性」が上がると、
さらにコミュニケーションが取れる
ようになって、
コミュニケーション能力(「人材力」)
が上がります。

 

このように
コミュニケーション能力だけが
上がるのではなくて、
「人材力」×「組織力」×「関係力」という
掛け算で、全体が上がっていきます。

 

そう考えた時に、
コミュニケーション能力(「人材力」)を
上げようと思ったら、
「組織力」を上げることが有効です。

 

「組織力」を上げるというのは、
繰り返しになるかもしれませんが、
具体的に言うと・・・

 

まずは、目的や目標を明確する
ということです。

 

コミュニケーションを取るにしても
何が適切か?適切でないか?は、
目的や目標によります。

 

そして、次に役割を与えることです。

 

役割を与えることで、
情報を伝えたり、意見をまとめる
立場になることで、
コミュニケーションを取るようになります。

 

そして、コミュニケーションの「場」を
作ることです。

 

コミュニケーションを取るには、
時間がかかります。

 

コミュニケーションはコストです。

 

個々も自分の仕事を優先したい
気持ちもあるし、
会社としても、仕事を止めて、
効率を下げるようなことはしなくない・・・

 

そうなると、どうしても、
コミュニケーションを取ることが
後回しになります。

 

だから、会社として、
コミュニケーションを取る(コストをかける)
という判断をする必要があるのです。

 

もし、組織のコミュニケーション能力が
上がらないのだとしたら、
それは、個々に任せているからだと思います。

 

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

 

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