コミュニケーションには時間がかかる

昨日、チームビルディングの勉強会でした。

 

テーマは「アサーティブ」です。

 

「アサーティブ」というのは、
自分の思ったことを
その場にふさわしい方法で
表現するということです。

 

そもそも、人は思ったことを
全て表現できません。

 

思ったことを上手く表現できない
といった時に4つの壁があります。

 

①表現することを選択する
②順番を決める
③当てはまる言葉を決める
④話す(書く)

 

1つ1つ見て行きたいと思います。

 

①表現することを選択する

 

毎日書いているこのブログも同じですが、
書きたいテーマが決まったら、
どんなことを表現しようか?考えます。

 

この時点では、もやもやしています。

 

なんとなくこんな感じだと書けるかな?
というイメージができれば、
書いてみようと思えるようになります。

 

②順番を決める

 

書けるイメージができたら、
どうやって伝えるか?の順番を考えます。

 

どうしたら、相手にスムーズに伝わるか?
を考えます。

 

今回であれば、
伝えることの難しさを自分のブログを
例にして伝えれば、伝わりやすいかな?
と思って、まずはそのことを書いています。

 

書く順番(流れ)が決まったら、
③当てはまる言葉を決めます

 

このブログで言えば、
キーボードをたたいて、文字を表示させます。

 

閃いた言葉を文字にします。

 

閃かないと文字になりません。

 

手が止まります。

 

これは、話す場合も同じで、
閃ているうちは言葉が口にでますが、
閃かないと言葉が出てきません。

 

④話す(書く)は、
③当てはまる言葉を決める
は同時に起りますが、
内容や時と場合によっては、
話さない(書かない)場合もあります。

 

それは、内容的に不適切だと判断したり、
話す(書く)タイミング的に不適切だったり、
状況的に話す(書く)べきでなかったり・・・

 

もっとも、書くのは一方的な行為なので、
話すよりは、ハードルが低いように思います。

 

いずれにしても、
自分の思ったことを表現するには、
この4つの壁があります。

 

逆の言い方をすると、
相手に思ったことを話してもらおうとしたら、
この4つ壁をクリアしてもらう
必要があります。

 

①表現することを選択してらい
②順番を決めてもらい
③当てはまる言葉を決めてもらい
④話してもらう(書いてもらう)

 

この①~④がスムーズに進むように
手助けをする必要があります。

 

これがお互いにできている状態が
組織としては理想です。

 

自分の思っていることを
ちゃんと表現して、
相手に思っていることを
ちゃんと表現してもらう・・・

 

そう考えると、
コミュニケーションって怖ろしく時間がかかります。

 

だから、一人で仕事をした方が
早く済みます。

 

仕事が上手くいけばいくほど、
仕事が集まってきます。

 

誰しも、仕事ができる人に
仕事をお願いしたいですから・・・

 

しかし、
一人でやることには限界があります。

 

で、人に手伝ってもらおうとしたら、
コミュニケーションが必要になります。

 

で、どうしましょう?というお話です。

 

そう考えた時に、人と協働する時に
コミュニケーションはどうやっても必要になります。

 

だったら、どれだけコミュニケーションを
効率的に行うか?が重要です。

 

お互いに、自分の言いたいことを
どれだけ効率よく伝え合うことができるか?

 

そう考えた時に
「アサーティブ」って大事だよね!
という話です。

 

世の中、心理的安全性が大事!
なんて言われますが、
それは、良く職場を作りましょう!という
曖昧なものではなくて、
コミュニケーションの効率を上げましょう!
ということなんです。

 

会議を何時間もやって、
ようやく言いたいことが言えるなんて、
非効率すぎませんか?

 

とは言え、
自分が言いたいことだけ言っても
相手には伝わりません、

 

だから、組織として
コミュニケーション能力を上げないと
生産性は上がらないのです。

 

私がコンサルティングに入る時は
メンバーのコミュニケーション能力を
いかに上げるか?
を考えています。

 

では、どうやって上げるのか?は、
長くなったので次回のブログで書こうと
思います。

 

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

 

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