前回のブログで
トップダウンで経営している限り
やらされ感はなくならない
ということを書きました。
社長のやりたいことを
みんなで実現しようとする会社は
なんか良い会社に思えるかもしれません。
しかし、
実は、そうではないかもしれません。
というのは、
通常、社長のやりたいことと
社員がやりことは違います。
自分のやりたいことと違うのに
社長のやりたことを実現しようとする
なんて無理しているんじゃないか?
と思うのです。
そう考えると会社って何のために
あるのでしょうか?
これが、もし、
社長のやりたいことを実現するために
会社が存在しているというのであれば、
それもよいと思います。
ただ、だとしたら、
社員は社長のやりたいことを実現するために
存在していることになります。
これでよいと思うのであれば、
それでよいと思います。
そんな考え方もありです。
しかし、それを望んでいないのであれば、
別のやり方をする必要があります。
そのやり方が「ボトムアップ」です。
、
ボトムアップは、
ボトム(社員)がやりたいことをやる
というスタイルです。
社員がやりたいことをするので、
やらされ感はなくなります。
ただ、この話をすると、
社員がやりたいことをやって
会社が大丈夫なのか?
と質問されます。
もちろん、ボトムアップの上に
何もなければ、会社は迷走します。
みんなが好き勝手にやっては
まとまりません。
では、ボトムアップの上には
何があればよいのでしょうか?
それは「ビジョン」です。
ただ、この時に、
この「ビジョン」が
社長だけで作ったものであれば
それは、結局、トップダウンです。
ですから、この「ビジョン」は、
社員と社員で一緒に作る必要があります。
これも、いつもブログで書いていますが、
人はやりたいことしかしません。
だから、「ビジョン」には、
社員がやりたいことも含まれている
必要があります。
つまり、社長も社員も実現したい!
と思う「ビジョン」を掲げることが
ボトムアップのマネジメントをする上で
必要になります。
一緒に作った「ビジョン」を
社長も社員も一緒になって
実現しようするから自分事になるのです。
他人が決めれば他人事
自分が決めれば自分事
社員に経営者感覚を!
みたいな話がありますが、
自分のやりたいことでなければ、
経営者感覚を持つことは難しいと
思うのですが、どう思われますか?
そんな話をすると
経営者と社員が一緒になって
「ビジョン」を作れるのか?という
質問をいただきます。
例えば・・・
社員から、
お給料を上げて欲しい!
休みを増やして欲しい!
と言われたとします。
一方、会社は利益を上げて
会社を安定させたいと考えます。
一見、相反しているように見えます。
しかし、それは、
会社が利益を上げられるようになれば
両方とも解決します。
そんな簡単な話じゃないというのは
その通りですが、だからこそ、
一緒に目指すべきビジョンなんだと
思います。
「ビジョン」にはいろいろある
と思いますが、
やりたいことを叶えるには、
力がいります。
まずは、
しっかり利益を出せる会社にすることが、
「ビジョン」を叶えるために
必要なことだと思うのです。
それが上手く伝わらないというところに
問題があるのだと思います。
今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。
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