山登りではなくサーフィン

先日、チームビルディングの仲間との
勉強会でメンバーが教えてくれたのですが、

これからの経営は、
山登りではなく、サーフィンだ!

というのです。

 

この話は、
U理論の翻訳もされている
オーセンティックワークス株式会社の
中井戸先生がおっしゃっていた話だそうです。

 

山登りというのは、
山頂という
目指すべきゴールが明確で、
それに向けて計画を立てます。

 

実際には計画通りにいかない
ことも多いのですが、
山頂というゴールが明確だし、
現在地も分かるので、
計画を修正して、
山頂(ゴール)を目指せばよいのです。

 

しかし、今の時代、
変化が激しい時代で、
山頂(ゴール)が吹っ飛ぶぐらいのことが
起こっているのではないか?
というのです。

 

ゴールが明確であるということ自体、
本当か?という話です。

 

つまり、
経営を山登りに例えるのが、
適切ではないのではないか?
というのです。

 

それよりも、今の時代、
経営はサーフィンなんじゃないか?
というのです。

 

サーフィンというのは、
不安定な波にもまれながら、
よい波に乗るというイメージを持って、
そのイメージを実現しようとします。

 

今の時代の経営も
不安定な状態に立ちながらも、
なんとか、ビジョンを実現しようと
しているのではないか?
というのです。

 

たしかに、
不確定なことが多くて、
ビジョンの実現のために、
できることをするしかない感じが
サーフィンに近い感じがします。

 

不確定だからと言って、
行き当たりばったりではなく、
体幹を鍛えたり、
波に乗るための技術を磨き、
どんな波が来ても、
それに乗れるようにする準備が
必要になります。

 

自分が立っているところが、
もはや安定していないというのも
サーフィンだし、

 

目指すべきビジョンが、
明確な「答え」になっている
というよりも
どうなっていたら良いのか?
という「問い」になっているのも、
サーフィンだと思います。

 

つまり、今の時代の経営は、
ある程度、
ゴールのイメージを共有しながら、
その時に最善の結果が得られるように、
それぞれがベストを尽くす
ということなんじゃないか?
と思います。

 

そんな経営をするためには、
それぞれの強みを最大限に活かせるように
お互いを理解し合いながら、
ゴールへのイメージを共有し、
ゴールに向けて、
コミュニケーションを取っていく・・・・

 

まさに、
今の時代の経営は、
「人材力」×「組織力」×「関係力」
のSSR理論だと思いました。

 

ただ、現実的に
サーフィンのイメージを
経営で共有するのは難しいので、
山登りに例えながらも、
常に山頂が変わっていないか?
意識するぐらいでよいのかもしれません。

 

大事なことは、
マネジメントおいて、
コントロールできないことがある
ということを意識することだと思っています。

 

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

 

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