小澤征爾さんが
お亡くなりになりました。
海外の名だたる
オーケストラで指揮をとり、
「世界のオザワ」と言われていました。
世界から
ここまでリスペクトされている
日本人はそういません。
何がそんなにすごいのか?
音楽が分からない私には、
よく分かりません。
そう思って、いろいろ調べてみたら
いろいろ出てきました。
「弾きやすい指揮をする」
「新しいスタイルを生み出した」
「人間力がスゴイ!」
う~ん、正直、よく分かりません。
そうしたところ、
こんな記事を見つけました。
「村上春樹による小澤征爾インタビュー」
はどこが凄いのか?
https://www.newsweekjapan.jp/reizei/2011/12/post-383_1.php
村上春樹さんと小澤征爾さん
という達人同士のやり取りですが
その中にこんなことが書いてあります。
指揮者というのは、
楽譜を隅から隅まで
「自分で」研究して
音楽の構成を作り上げて
練習に臨み、オーケストラの
あらゆる間違いや迷いに
適切な回答を与え、尚且つ本番の演奏では
活き活きとした音楽を作るための
リーダーシップを発揮する
そういうものであるという
ここに書かれている意味は、
その他の解説にもありますが・・・
小澤征爾さんは、
作曲家が作った楽譜を研究し、
その意図や想いを汲み取ることができるので、
オーケストラが多少下手でも、
その曲を知らない演奏者でも、
個性の強い演奏者でも、
相手に合わせた指揮ができる
というのです。
それは、
作曲家の意図や想いという
「あるべき姿」からフィードバックをすることで、
何を聞かれて答えられるし、
間違ったことは修正できるし、
逆に言うと、
作曲家の意図や想いの範囲であれば、
自由に演奏させることができる
ということなんです。
なるほど・・・と思いました。
サッカーで例えるなら、
小澤監督の手にかかれば、
どんな弱小チームでも
サッカーの原理原則に従って、
チーム作りをすることで、
勝てるチームにしてしまう・・・
みたいなことです。
チームビルダーがやっていることも同じで、
組織作りの原理原則が分かれば、
「人材力」が足りなくても、
「組織力」と「関係力」で
成果を上げることができます。
考えてみれば
オーケストラも組織ですから、
小澤征爾さんはチームビルディングを
やっていたんだな!
と思いました。
今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。
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