先日、お客様の社長さんから、
営業部長を副社長にしたい
という相談を受けました。
今の営業部長は年齢が高く、
会社への貢献が高く、
会社に残って欲しいのだそうです。
その一方で、
今の営業部のNO.2も
それなりの年齢で
いい加減、部長にしないと
モティベーションが維持できない
ということでした。
なるほど、事情は分かりました。
ただ、ちょっと気になったので、
その社長さんに
副社長の役割ってなんですか?
と聞いてみたのですが、
答えられませんでした。
役職って就ければ、
役割を果たしてくれるだろう!
と思うのかもしれませんが、
残念ながら、そうなりません。
なぜなら、役職に期待する役割が
伝わっていないからです。
というか、役職を就けた側が、
役割を明確にできていないからです。
明確にできないものを
伝えることはできませんし、
その期待に応えることもできません。
では、どうしたら、
役割を明確にできるのか?
それは、目標を明確にすることです。
役割は目標を達成することですから、
目標が決まれば、役割も決まります。
では、目標を明確にするためには、
どうしたらよいのでしょうか?
それは、目的を明確にすることです。
いつもブログに書いていますが、
目的と目標はセットです。
目標だけが単独で存在することは
あり得ません。
そして、目的と目標の横には、
必ず、「ビジョン」があります。
どうなっていたらよいか?
だから、結局は、
「ビジョン」が必要ということです。
何度も、このブログで書いていますが、
「ビジョン」というのは単なる映像です。
今回で言うと、
副社長と新営業部長が
どうやって会社の数字を上げていくのか?
その関わり方がイメージできるのか?
ということです。
例えば、新営業部長が
メインで動きながら、
副社長が若手の社員の教育をするとか
新営業部長が
新規の営業先を開拓して、
副社長が既存の顧客を維持しながら
次の営業部長を育てるとか
新営業部長が
全てをマネジメントして、
副社長は基本見守ってもらうとか
イメージによって
それぞれの役割はいかようにも変わります。
だから、役職を伝えるだけなく、
どうなっていたらよいのか?
「ビジョン」を伝えることが大事なのです。
今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。
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