ビジョンがないと進まない

2025年開催の大阪・関西万博について
会場建設費の高騰が話題になっています。

 

当初の計画では、1250億円だったものが、
今回の試算では、2300億円だそうです。

 

資材価格や人件費の高騰などが
要因とのことですが、
なんだか、そこまでして、
開催する必要があるのか?
疑問がわいてきます。

 

また、海外パビリオンについても、
建設申請が「ゼロ」の状態で、
開幕までに工事が間に合うのか?
という声も上がっています。

 

そもそも、
大阪・関西万博の目的って
何なんでしょう?

 

これ、知っている人がいるのでしょうか?

 

私は分からなかったので、
調べてみました。

 

万博を知る>開催目的
https://www.expo2025.or.jp/overview/purpose/

 

ここには、こう書かれています。

 

【開催目的】
「万博」には、人・モノを呼び寄せる
求心力と発信力があります。

 

ん?ちょっと、よくわかりません。

 

人・モノを呼び寄せるために
万博をやるのでしょうか?

 

あらためてHPをみていたら
テーマがありました!

 

【テーマ】
いのち輝く未来社会のデザイン

 

【2025年大阪・関西万博がめざすもの】
持続可能な開発目標(SDGs)達成への貢献
日本の国家戦略Society5.0の実現

 

SDGsか・・・

 

国連が掲げる
「SDGs」達成の目標年が
2030年だそうで、

 

残り5年となる2025年で、
万博を開催することで、
弾みをつけたい
という狙いがあるそうです。

 

分からなくはないですが、
SDGsって、どうも心が躍りません。

 

SDGsの17つのテーマは、
どれも解決すべき問題だと思います。

 

しかし、
全てを解決しようとすると
それぞれ、矛盾するテーマで、
どうしたらいいんだろう?
と頭を抱えたくなります。

 

矛盾したテーマを解決するには
イベントではなく、
地道に解決していく必要があります。

 

「ミッション」として
追い求めるものとしてはよいですが、
「ビジョン」と掲げるには、
あまりにも難しいテーマです。

 

そう考えると、
2025年開催の大阪・関西万博は、
「ビジョン」がないように思います。

 

つまり、推進力がないんです。

 

このブログで何度も
お伝えしていますが、
「ビジョン」というのは映像です。

 

どうなっていたらよいのか?
映像としてイメージできるか?
ということです。

 

大阪・関西万博には、
どうも、映像としてのイメージが
湧かないのです。

 

イメージがわかないものには、
ワクワクしないし、
不安しかありません。

 

不安なものに
人はついて行こうとしないので、
海外の国々が二の足を踏んでいるのも
分かる気がします。

 

面白そうだな!とか
行ってみたいな!とか
人が動きたくなる「ビジョン」がないと
大きなプロジェクトって動かないのです。

 

それは会社の「ビジョン」も同じで、
掲げている「ビジョン」が、
社員が動きたくなるようなものになっているか?
がポイントだと思っています。

 

「ビジョン」があればいい
という問題ではなくて、
動きたくなるような「ビジョン」でないと
組織は機能しないのです。

 

ロシアのウクライナ侵攻や
コロナウイルスや頻発する地震などの
自然災害など見通しがきかない世の中で、
「ビジョン」を掲げる難しさを
あらためて感じました。

 

だからこそ、
あまり大きなテーマではなくて、
自分につながるテーマの方が、
「ビジョン」として機能するのだと思います。

 

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

 

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