柔軟性は高ければいいのか?

昨日は東海道新幹線が
運転を見合わせて、
36万人の足に影響が出ました。

 

保守車両が衝突し、脱線したことで、
豊橋ー三河安城間が不通になりました。

 

浜松と名古屋の間を何とかすれば
後は新幹線で移動できるので、
在来線に人が集中したようです。

 

思いもよらないことが起こった時に
さっと対応できる人と、
なかなか対応できない人がいます。

 

それは「柔軟性」の違いです。

 

私が人と人が違うという時に
「思考」「欲求」「行動特性」の
3つが違うと説明しています。

 

「思考」は効き脳、
「欲求」は5つの基本的欲求
で話をしています。

 

効き脳についてはコチラを参考にして下さい。
https://robotjinji.com/blog/2017/01/22/kikinou/

 

5つの基本的欲求については
コチラを参考にして下さい。
https://robotjinji.com/blog/2022/06/24/why-do-i-always-go-round-and-round/

 

さて、「行動特性」は、
文字通り行動の特性なんですが、
「自己表現性」
「自己主張性」
「柔軟性」
の3つに分かれます。

 

「自己表現性」は、
思ったこと、感じたことを
口にする性質です。

 

例えば、今回のように
新幹線に乗れなくなった時に
自分の置かれた状況を
Facebookでアップしたりすることです。

 

次に、「自己主張性」は、
思ったこと、感じたことを
相手に分かってもらおうとする性質です。

 

例えば、今回のように
新幹線に乗れなくなった時に
こうあるべきだ!とか
こんな対応が素晴らしい!なんて
Facebookでアップしたりすることです。

 

最後に「柔軟性」は、
自分と異なる考えや状況や行動を
受け入れようとする性質です。

 

新幹線が止まったら止まってで
在来線を乗り継いで、
目的に行こうとしたり、
目的地を変えてしまえることです。

 

昨日もFacebookに上がってくる
友達の記事を見ながら、
いろいろ思うところがありました。

 

特に「柔軟性」に関しては
人による違いが分かりやくて
興味深かったです。

 

「柔軟性」が高い人は、
いろいろ方法を試して、
とにかく行動をしようとします。

 

また、「柔軟性」が低い人は
とにかく動くまで待ったり、
あきらめてしまったりします。

 

ただ、「柔軟性」は
高くても低くてもどっちでもよくて、
得たい成果を得るために、
どちらを選ぶのか?という話です。

 

「柔軟性」が高いということは、
臨機応変に対応できますが、
最後までやり切る力が弱かったりします。

 

それに対して、
「柔軟性」が低いということは、
頑固で、協調性がないように見えますが、
ブレずに、最後までやり抜く力があります。

 

このように高いも低いも
一長一短です。

 

で、大事なことは、
「柔軟性」は「行動特性」である
と言うことです。

 

「行動特性」は、
行動なので変えることができます。

 

自分が「柔軟性」が低いと思ったら、
高めてみればよいのです。

 

つまり、得たい成果に応じて、
「柔軟性」をコントロールすればよいのです。

 

そのために大事なことは、
自分は、無意識でいる時に
「柔軟性」が高いのか?低いのか?を
知っておくと言うことです。

 

それを知っていれば、
得たい成果を得るために
「柔軟性」をコントロールできます。

 

私は「柔軟性」が高いので、
臨機応変に対応できるし、
人に合わせることもできます。

 

しかし、
決めるべき立場に立った時に
「柔軟性」が高いと
周りを迷わせることになります。

 

だから、そういう立場の時は、
「柔軟性」を下げて、
言い切るようにしたり、
一度決めたことは変えないようにしています。

 

結局、自分のことを知って、
自分をコントロールすることが
大事だと思うのです。

 

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

 

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