なぜ優秀な人材が辞めていくのか?

パリオリンピックの柔道で
不可解な判定が物議を醸しています。

 

私が柔道に詳しくないからかも
しれませんが、

 

積極的に攻めている方に
指導が出されたり・・・

 

技がかかったように見えたのに
一本と判定されることなく流されたり・・・

 

なんだか分からないうちに
指導が出て勝敗が決まったり・・・

 

ルールの変更があったとのことですが、
分かりにくい判定がこれだけ続くと、
不満がたまる一方です。

 

審判が適切に判定してくれないと
4年間努力してきた選手が気の毒です。

 

こんな不可解な判定が続くようだと
次のオリンピックに向けて、
4年間頑張ろう!
という気になるでしょうか?

 

もういいや!ってなるのでは
ないでしょうか?

 

柔道をあきらめてしまう選手がいる
のではないかと心配になります。

 

このように、適切に評価してもらえないと
人はその場に居続けようとは思いません。

 

こんな審判に判定されたくない!
と思ったら、その場を去っていきます。

 

それは、会社も同じで、
自分のことを適切に評価してもらえなければ
その会社にいようと思わなくなります。

 

今回の柔道の判定基準の見直しは、
「組み合って投げる柔道」を理想に
技をかけることを促すために
指導ポイントを導入したそうです。

 

指導ポイントを活用しながら
積極的に攻めるように促すのが
審判の役割なんだと思います。

 

しかし、その判定基準を逆手にとって
相手に指導を取らせて
反則勝ちを狙う選手が現れました。

 

本当は攻める気がないに
審判の目を欺くために偽装攻撃を
している側が積極的と判断され、
偽装攻撃を受け流している方が
消極的とみなされて反則を取られたりしています。

 

このように判定基準の問題もあるのですが、
そもそも、偽装攻撃を見破れない審判にも
問題があると思います。

 

結局、判定基準が複雑すぎて、
運用ができていないのです。

 

会社の評価制度も同じで、
細かく作れば作るほど、
複雑になって運用できなくなります。

 

大事なことは、
普段から部下のことを見ていることです。

 

部下のことを見れていれば、
ある程度の評価はできますし、
評価される方も納得性があります。

 

ただ、問題は、
レベルが高いことは
レベルが高い人にしか見えない
ということです。

 

常に忙しくバタバタしている人が
一生懸命にやっていると評価され、
計画通りに淡々と仕事している人が
楽していると評価されてしまう
というような話です。

 

見る目を鍛えないと、
見るべきことは見れないということです。

 

結局、優秀な人は、
優秀な人でないと評価できないので、
上司より優秀な部下は辞めていく・・・
という話です。

 

不都合な真実だと思います。

 

しかし、それを受け入れて、
上司として優秀であり続けるために
学び続けるしかないのだと思います。

 

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

 

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