人は強みでやらかす

「爆笑問題」の太田光さんの
選挙速報の番組中での発言が
物議を醸しています。

 

苦戦が伝えられる甘利さんに
「もし負けたら戦犯ですよね」
「ご愁傷さまでした」
と言ったり・・・

 

二階さんには
「いつまで政治家続けるつもりですか」
と質問したり・・・

 

あまりも失礼ではないか?
という批判が上がっています。

 

たしかに、私も、
度が過ぎているように感じます。

 

しかし、太田さんにしたら、
はじめての選挙番組・・・

 

「強み」を活かすしかありません。

 

太田さんの「強み」といえば、
歯に衣を着せぬ言い方です。

 

他の人が言えないようなことを
ズバッというのが、芸風(強み)です。

 

遠慮して言いたいことを
言わなければ、
太田さんらしくないと批判されて
いたことでしょう・・・

 

太田さんは「強み」を活かして
振りきったのだと思います。

 

しかし、結果的に、
鋭いツッコミが人を不快にしました。

 

あらためて、
人は「強み」でやらかすのだと
思いました。

 

では、太田さんは、
どうしたらよかったのでしょうか?

 

同じような選挙番組に出ていた
池上彰さんと違いでみれば、
分かると思います。

 

池上さんは、
甘利さんにインタビューした時に
次ように聞いていました。

 

「そもそも、
党の幹事長といえば選挙の責任者ですよね。
ご本人が苦戦していることをどう受け止めています?」

 

太田さんの
「もし負けたら戦犯ですよね」
との違いは、質問の種類です。

 

質問には2種類あります。

 

クロースな質問とオープンな質問です。

 

クローズな質問というのは、
YesかNoで回答できる質問です。

 

太田さんの質問には、
YesかNoでしか答えられません。

 

それに対して、
池上さんの質問には、
自由に自分の考えを述べることができます。

 

クローズな質問は、
相手が危機的な状況にある時は、
相手を追い込めることになります。

 

おそらく、それが不快に感じられた
理由だと思います。

 

相手を困らせる質問をすること自体
悪くないと思います。

 

しかし、逃げ場がない質問をするのは、
報道という立場をつかったハラスメントです。

 

相手が芸人なら、
それでも良かったのかもしれません。

 

お笑い同士の場合は、
ツッコミは、相手のためになります。

 

ツッコミによって、
相手が活きますから・・・

 

しかし、政治家はイジられても
おいしくないですから・・・

 

そういう意味では、
政治家相手に
いつもどおりやってしまったのが
良くなかったのだと思います。

 

「強み」は、相手のために使って、
はじめて、長所になるので、
相手を見ていないと成果が上がらない
ということですね!

 

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

 

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