先日、研修会社の方と
研修の打ち合わせをしました。
私はあまり研修をしないのですが、
以前、お世話になった方からの
依頼だったのでお引き受けしました。
リアルとZOOMのハイブリッドで
研修をするので、
配布資料の配布のタイミングなど
丁寧に打ち合わせをしていただきました。
自分でやる時は
自分のタイミングでできるので、
自分だけイメージできればよいですが、
運営をお任せする場合は
そうもいきません。
分単位のタイムテーブルを作って、
配布のタイミングをお伝えしました。
その時にこんなことを言われました。
ZOOMの場合は、
資料を印刷していない人がいるので
その場合はどうしましょうか?
印刷していないのであれば、
その間、待っていなければなりません。
待ってあげても良いですが、
その間、印刷していた方を待たせる
ことになってしまいます。
準備していた人が待たされて、
準備していない人に合わせる・・・
なんか、モヤっとします。
研修をやっていて、思うのですが、
みんながみんな同じように学べません。
いつもブログに書いていますが、
人はやりたいことしかしません。
そう意味で、
学びたいと思っている人でないと
学べないのです。
だから、準備をしている人は
学べますが、
準備をしていない人は
学べないのです。
しかし、研修会社としては、
参加いただい方、全員に
学んでほしいと思っているので
そうなるのだと思います。
今回は、主催が研修会社なので、
研修会社さんの考え方でやりましたが、
自分のお客様であれば、
無理に合わせたりしません。
組織のコンサルティングの中で
研修をすることがありますが、
全員、参加して欲しいと思いますが、
業務があるなら業務を優先して
もらっています。
そもそも、私が、
業務の優先度を判断できません。
また、業務をやるよりも
参加したくなる研修をしていない
私の問題だからです。
そういう意味で、
学びたくなるように教えることが
大事だと思っています。
困った時に人は学びます。
だから、研修だけでは、
学ぶことができなくて、
問題解決をしながら、
壁にぶつかった時に
その壁を乗り越えるのに必要なことを
教えることが大事です。
このような学習方法を
アクションラーニングといって、
すでに確立している方法なんですが、
世の中、研修をやりたがります。
人材育成が上手くいっていない
というのは、
成長と学習のタイミングの問題で
学びたい時に学びたいことが
学べないからだと思っています。
そのタイミングを合わせるには、
コンサルティングをしながら、
タイムリーに学びを提供することが
大事だと思っています。
研修をやったところで、
できるようにならないからです。
研修と実践をセットでやらないと
人は学習できないのです。
今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。
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