いまや全国民を敵に回している
兵庫県の斎藤知事ですが、
頑なに辞任を固辞しています。
どうして辞めないのか?
理解できませんが、
人は選んでいるので、
本人にはその理由があるです。
お金に執着しているみたいな
話もありますが、
そもそも、みずから、
知事の報酬を
給与30%、退職金を50%も
カットしているので、
お金欲しさではないと思います。
そう考えた時に、
やはり自分は辞めるべきではない
と信じているのだと思います。
それだけの根拠はあるのか?
と思っていたところ、
斎藤知事が上げた成果について
こんなデータが示されていました。
選挙時に掲げた公約の
173項目中171項目が
着手されている及び達成している
その率が98.8%
これ、すごいですね!
こんな実行力のある知事は
他にいないのではないでしょうか?
なるほど、これなら、
自分が知事をやめるべきではない
と思っても不思議はありません。
また、だからこそ、
こんな中でも業務を続けていくことに
固執しているのだと思います。
ここで業務を止めてしまったら、
知事を続ける根拠が崩れてしまいます。
しかし、斎藤知事は、
大事なことを忘れているように思います。
実行する人がいて成果が出るのです。
自分のことしか考えていない
リーダーに人はついて行こうとはしません。
着手及び達成率が高いというのは、
知事の成果でもありますが、
それを実行している部下の成果でもあります。
それを自分の成果にしてしまうと
部下から反感を買うことになります。
しかも、98.8%ということは、
かなり強引に進めている印象を受けます。
そうなると、部下は、
それなりに無理をしているので、
組織に対して不満を感じていると思います。
しかし、知事にとっては、
業務が進んでいることが大事ですから、
業務さえ進んでいれば、
「県政は滞りなく進んでいる」
と発言するわけです。
これはこれで、部下から
さらなる反感を買うことになると
思いますが、
成果しか見ていないので、
おそらく、気付けないと思います。
怪文書だろうが、
うわさ話だろうが、
そういったものが出てきている時点で
組織の機能不全が始まっています。
そこで顧みることもしないで、
成果を追い続ければ、
そのうち、組織が壊れます。
成果さえ出していれば、
知事として問題ないと思っているかも
しれませんが、
成果を出しているのは、
施策を実行している人たちなのです。
その人たちをないがしろにして
組織は存在することができません。
成果を上げている自分が
こんなに評価されていないことに
理不尽さを感じているのかもしれませんが、
自分のために涙を流している姿を見ても
心が動くことはありません。
自分の成果だと思っているかも
しれませんが、
それは、実行する人がいるから
成果が上がっているのです。
自分の成果ではなく
組織として上げた成果だと
思えない限り、
リーダーに部下がついて行くことは
ありません。
せっかくこれだけの成果を上げているのに
部下のことを考えられないばっかりに
組織が崩壊していく・・・
優秀な人にありがちな話なんですが、
本当にもったいないことだと思います。
今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。
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