どうやって相談に乗るのか?

前回のブログで、
相談に乗るのが怖いという話を
書きました。

相談に乗って解決できなければ
上司として信頼されないんじゃないか?
と思っているということでした。

しかし、相談というのは、
問題解決のために話し合ったり、
他人の意見を聞いたりすることです。

つまり、相談というのは、
話し合うことです。

だから、極端な話、
解決できなくてもいいんです。

私が相談に乗っている時に
注意していることがあります。

それは・・・

問題解決するのは
相手であって自分ではない
ということです。

だから、問題解決するのに
相手ならどうやって解決するのか?
を考えるが大事です。

相手が解決するので、
自分が解決する(したい)方法を伝えても
意味がないのです。

できない(したくない)ことを伝えても
解決できない(しない)ので意味がありません。

ここで大事なことは、
相手の話を聴くということです。

相手の話を聴かないと
相手が何に困っているのか?
分かりません。

相手が何に困っているのか?
分からずに相談に乗っていても、
それってあなたの感想です。

だから、まずは、
相手の話をよく聴くということです。

相手の話を聴く上で
一番大事なことは、
相手の話を判断しないということです。

なんだ!そんな簡単なことで
悩んでいたのか?と思っても
解決する本人が悩んでいるなら
それは簡単ではないのです。

それを簡単だと判断したということは
自分が解決する視点で聞いている
ということです。

あくまでも解決するのは、
相談している相手(本人)であって
自分が解決する視点で聞くというのは、
相談に乗っていることにはなりません。

それを簡単だというのは、
単に、私なら解決できますよ!
とマウントをかけているだけです。

だいたい、
部下が上司に相談しない理由って
こうやってマウントをかけられるからです。

だから、相談がないというのは、
そもそも、相談される側の問題だと
思っています。

少し横道にそれましたが、
どうやって相談にのればよいのか?
というと・・・

まず、問題を明確にする
と言うことです。

相談する時って、
そもそも何で困っているのか?
本人が分かっていない場合が多いです。

問題が何か?分からなければ、
問題解決できません。

では、問題は何か?というと・・・

問題というのは、
現状と理想の間にあるギャップです。

問題が分からないという時は、
現状が分かっていないか?
理想が分かっていないか?
両方分かっていないか?です。

つまり、問題を明確するためには、
現状と理想を明確することが必要です。

現状と理想が明確になれば、
問題が明確になります。

問題が明確になれば、
この問題をどうやって解決するのか?
一緒に考えていくことになります。

繰り返しになりますが、
この時に大事なことは、
問題を解決するのは本人だ!
ということです。

だから、本人に
どうやって問題を解決したらよいのか?
質問をすることです。

この時のポイントは
・自分の強みを活かす
・今まで解決したことがある方法を試す
・すぐにできることをやってみる
・やめたほうがよいことを探す
ということです。

このように本人ができることで
解決できないか?
質問してみるということです。

これが、問題解決を一緒に考える
ことになります。

そこで、もし、
本人が解決できそうになければ、
上司がアドバイスすることになります。

ここで、上司としての解決能力を
問われることになります。

ここで、適切なアドバイスができれば
さすが上司!となると思います。

しかし、実際は、そんなに簡単じゃない
と思います。

なによりも、上司が解決するのでなく、
相手(本人)が解決するのですから、
難しいと思います。

相談に乗っていても
解決できないこともあると思います。

世の中、解決できない問題なんて
いくらでもあります。

そうだとしたら、
あとは時間をかけて解決していくしか
ありません。

そんな時の解決方法については、
次のブログに書きたいと思います。

上司として問題解決できなくても
その問題を投げ出しさえしなければ
上司として信頼を失うことはないと思います。

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

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