快適すぎるのが問題

先日、お客様と打ち合わせの後
お鮨屋さんに食べに行きました。

お鮨屋さんに入ると、
カウンターに大将と外国人の若い女性が
立っていました。

お鮨屋さんのカウンターに立つというのは
長年の修行が必要だと思ったので
意外に思いました。

話を聞いてみると、
28歳でミャンマーから来たとのことで
日本に来て1年だそうです。

それでも、日本語も覚えて、
漢字も書けるし、
仕事の覚えも早いようで、
カウンターで仕事をしています。

私の後に外国人のお客様が
相次いで入ってきましたが、
英語で接客していました。

大将もべた褒めでした。

いろいろ失敗もあるようですが、
一生懸命に仕事を覚えようとする
姿勢が見えるので、
失敗しても怒る気にならないと言います。

日本人を雇うよりも
教え甲斐があると言っていました。

自分の国を離れて、
異国で仕事をする根性があるのですから
それは仕事に対する姿勢が違います。

ミャンマーは貧しくて
なかなか稼げないので、
外国で働いて仕送りをすることで
家族を幸せにするのだそうです。

正直、日本に来たくて来ている
のではないと思います。

家族を養うために
やむを得ず、日本で働いているのです。

一方、日本では、
転勤したくないとか、
自宅から通いたいとか、
快適を求めすぎているのだと思います。

子供の数が少なく、
子供部屋が快適で、
子供部屋おじさんという言葉が
あるくらいです。

引きこもりも引き込める部屋があるから
引き込めるのです。

社会問題なので、
それほど単純な話ではないと思いますが、
本人が選んでいるので、
快適であることに間違いないと思います。

人が行動するのは、
快を求めるか?不快を避けるか?
のどちらかです。

誤解を恐れずに言うと、
快適すぎるのが問題なんだと思います。

いつもブログに書いていますが、
人間が限定合理性に陥ります。

自分が見える範囲でしか
合理的にいられません。

自分の見える範囲を狭くなればなるほど
その選択が唯一無二に思えてしまいます。

快適すぎるとそこに留まろうとします。

今、ここが快適に感じたとしても
まだ見ぬものを求めて、
活動範囲を広げることが大事なんだ
と思います。

今日も最後まで読んでいだき、
ありがとうございます。

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