お金と人のどちらが問題なのか?

「年収103万円の壁」は、
与党税制改正大綱で
来年から123万円に引き上げる
と明記されました。

103万円から123万円への
引き上げ幅の根拠について、
103万円を定めた1995年当時と比較して
食料や光熱費などの物価上昇率を
参考にしたそうです。

国民民主党が主張する178万円とは
大きな隔たりがあります。

今後、協議を継続していくそうです。

ただ、この協議を聞いていると、
現場感覚とはズレているように思います。

政治家の皆さんが話しているのは、
財政の問題です。

金額を引き上げたら、
税収が減ってしまうことを心配しています。

しかし、私が一番問題だと思うのは、
人手の問題です。

今、ほとんどの会社は人手不足です。

ただでも、人がいないのに、
扶養の範囲内の103万円以内に
抑えようと働き控えする人が多いです。

さらに、時給が上がっているので、
労働時間を短くする必要があります。

103万円の壁のために
人手が失われています。

仕事はあるのに、人がいないので、
生産量を減らしたり、
営業時間を短くせざるを得ない
会社がたくさんあります。

それだと、売上も利益も減ってしまうので、
企業の業績は改善しようがありません。

お金に関しては言えば、
足りなければ、どこから持ってくれば、
問題はありません。

その穴はすぐに埋まります。

しかし、人はそうはいきません。

新しく採用するにもお金がかかるし、
そもそも、採用できないし、
採用できたとしても、
仕事を覚えてもらわないといけません。

人は簡単に穴は埋まらないのです。

つまり、企業にとっては、
お金より人の方が大事なんです。

しかし、政治家の議論には、
人の問題が出てきません。

人がいないことには、
事業を続けることができません。

人がいなくなった穴は、
そう簡単に埋まりません。

これから、ますます、
組織として人に意識を向けないと
企業として生き残ることが難しく
なっていくと思います。

組織の成果は、
「人材力」×「組織力」×「関係力」です。

「人材力」というのは、
その人の経験や知識やスキルや興味と
いったその人が持っているものです。

その「人材力」を活かそうとしたら、
その人を見るところから始める必要が
あります。

今いるメンバーでどうやって成果を上げるのか?

「人材力」を活かすといっても、
具体的にどうしたらよいのか?
分からないかもしれません。

「人材力」から始まるチームビルディングが
今こそ、求められているように思います。

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

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