昨日、お客様のリーダーの方と
面談をしました。
先月の振り返りの話をしました。
残念ながら売上目標数字は、
達成できなかったのですが、
過去最高の売上だったのと
メンバーと一緒に考えて動けたので、
充実感を感じているということでした。
いつもブログに書いていますが、
目標達成は大事なのですが、
目標を低くすれば、簡単に達成できます。
だから、目標達成した、しないには
あまり意味がないと思っています。
それよりも大事なのは、
目標達成に向けたアクションを通じて
変化や成長があるか?ないか?です。
そのため、今回の面談では、
過去最高の売上を上げられた
要因について振り返りをしてもらいました。
すると、達成できなかった悔しさもある
と思うのですが、
しきりに反省の言葉が聞かれました。
○○ができなかった。
○○が遅かった。
○○がよくなかった。
私は反省ではなく、
振り返りをしたかったのですが、
出てくる言葉は反省です。
反省したい気持ちは分かりますが、
私は反省は意味がないと思っています。
成果を出そうと思ったら、
反省ではなく、振り返りが必要です。
そもそも、振り返りと反省は
どう違うのでしょうか?
振り返りというのは、
できたこともできなかったことも
振り返った上で、
次からどうするのか?を考えることです。
未来のことを考えています。
それに対して、
反省は、失敗やできなかったことについて
原因と責任の追及を行うことです。
過去のことを考えています。
これもいつもブログに書いていますが、
過去は変えられません。
未来は変えます。
だから、未来のことを考えた方が
成長や変化につながります。
また、反省する時に考えるのは、
失敗やできなかったことであり、
「弱み」です。
先日のブログで書いたように
「弱み」で成果は上げられません。
「弱み」を反省したところで、
成果を上げるために有効な話にはなりません。
逆に、できたことは「強み」で、
「強み」を振り返ることで、
自分の「強み」を意識できるようになり
より再現性高く成果を上げることができます。
だから、反省ではなく、
振り返りが必要なのです。
では、なぜ、人は反省をするのか?
個人的にですが、
処罰感情が満たされるからと思います。
反省を求める方からすると、
反省しているみたいだから許すよ!
反省する方からすると、
反省しているんだから許して下さい!
感情的には、それで収まります。
人間は感情の動物なので、
感情的に解決したい気持ちは分かります。
しかし、将来に向けて
行動を変えなければ、結果は変わりません。
成果を上げようとしたら、
反省(過去)より
振り返り(将来)が大事なのです。
今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。
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