人を育てるには怒ってはいけない

ネットを見ていたら、
中学軟式日本一の西尾監督が
子どもの育成について語っている
記事がありました。

 

育成で大事なことは、
「上達を感じさせる練習」だそうです。

 

西尾監督は、
こんなことを言っています。

 

怒って練習させても
選手の身になりません。

上手くなると楽しいと
感じさせることが大切です。

この練習をやっていれば
速い球を投げられる、
打球が遠くに飛ぶようになると
選手が信じていれば、
自主的に動くと思います。

 

何のために練習をするのか?
その目的を伝えることです。

 

そして、成長を見逃さないこと
だというのです。

 

打球が強くなったな、
足が太くなったなというように、
小さなことでも構わないので
選手の近くでボソッとつぶやきます。

そうすると、
選手はエッと驚いた顔を見せます。

叱って(怒って)ばかりだと
選手のいいところが見えてきません

※叱ると怒るを使い分けていないようです。

 

そうなんです。

 

怒っていると
相手のいいところが見えないのです。

 

相手のいいところが見えないと
相手の「強み」が分からないので、
「強み」を活かすことができません。

 

どんな時でも
成果を生み出すのは「強み」です。

 

怒ってしまうと、
その「強み」が見えなくなるので、
成果を出してもらうことが
できなくなるのです。

 

つまり、
人を育てようと思ったら
怒ってはいけないのです。

 

そもそも、
怒りはどこから来るのか?
というと、
自分と同じでないところから
やってきます。

 

「こうあってほしい」

 

「こうあるはずだ」

 

なのに、そうならないところに
裏切られた気持ちになります。

 

最初から
自分と同じないことが
分かっていれば、
怒りは生まれません。

 

いつもブログで書いていますが、
人と人は違います。

 

だから、自分として
「こうあってほしい」
「こうあるはずだ」と思っても、
それは、自分が思っているだけで、
相手は思っていない・・・

 

そう思えるようになれば、
怒りを感じなくなります。

 

そうやって、
怒らなくなったら、
相手の「強み」が見えてくるので、
その「強み」を活かせるようにすれば、
人を育てられるようになります。

 

怒りたくないと思っている人に
理解していただきたいのは、
人と人は違うと言うことです。

 

人と人は違う

 

何にしても、
ここがスタートなのです。

 

今日も最後まで読んでいただき、
ありがとうございます。

 

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