誰のために聞いているのか?

先日、チームビルディング勉強会の
トレーニングがありました。

技術というものは、
無意識に使えるようにならないと
常に発揮できないと思っています。

いつもブログに書いている
人ができるようになる
「5つのステップ」の話です。

「知らない」
  ↓
「知っている」
  ↓
「やってみる」
  ↓
「わかる」
  ↓
「できる」
  ↓
「している」

「している」が無意識な状態です。

無意識でできるためには
やり続けるしかありません。

だから、トレーニングが欠かせません。

今回トレーニングで印象に残ったのは、
誰のために質問をしているのか?
ということです。

普通に話をしていると
自分の知りたいことを質問します。

当たり前のことです。

相手の話を聞いている時に
分からないことがあると
興味が湧いてくるので
質問したくなります。

それは、
相手の話に興味を示している
ということなので、
悪いことではありません。

しかし、コーチングは、
相手に質問をして考えてもらうことで
問題解決や意思決定のサポートを
することです。

自分一人で考えていると
自分の思い込みや
思考のパターンにはまり込み
堂々巡りをすることがあります。

相手から質問をされることで、
自分で考えていなかったことを
考えることができたり、
忘れかけていたことを
思い出したりして、
本来自分が持っている可能性を
発揮できるようになります。

そういう意味で
コーチングは、
相手が考えていなかったようなことを
質問をする必要があります。

そうなった時に
聞いている側が知りたい質問は
相手が考えるために有効なのか?
という話です。

聞いている側が知りたくてした質問に
質問された側が答えるというのであれば、
それは、聞いている側のための時間です。

つまり、質問には、
自分のために聞いている質問と
相手のために聞いている質問がある
ということです。

意識をしないと、
自分のための質問をしてしまいます。

自分のための質問をしていても、
問題解決や意思決定のサポートに
なりません。

1on1面談をしても
あまり成果を感じないという時は、
上司が知りたいことを聞いている
可能性があります。

1on1面談が上手くいっていない
実感があるのであれば、
面談の時に
誰のための質問をしているのか?
振り返ってみると良いと思います。

自分のための質問をしているというなら
トレーニングが必要です。

では、どんなトレーニングが必要か?

それは、
次のブログに書きたいと思います。

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございました。

望ましい成果を上げるためには、
チームとして一丸となって、
目標に向かって行くことが必要です。

しかし、目標設定が上手く行かないと
それができなくなります。

目標設定には「やり方」があります。

その「やり方」をワークを通して、
お伝えしたいと思っています。

【日時】
2025年2月20日(木)18時~20時半 満席!
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