東名や中央道でETCに障害が発生し、
ETCレーンのバーを開放し、
通行料金を後払いにする
という措置を取りました。
果たして、どのくらいの人が
自己申告で支払うのだろうか?
と注目をしていました。
NEXCO中日本によると、
約2万4000人の利用者から
料金支払いの申し出があったとのことです。
後払いの対象となる人の総数が
明らかにされていないので、
何とも言えないのですが、
自分なら払うだろうか?と考えました。
せっかくの日曜日、
遊びに行く計画を立てて
目的に向かったところ
ETCの障害で大渋滞に巻き込まれて、
予定が大幅に崩れて、計画も台無し・・・
迷惑をかけられたのだから、
支払う必要はない!
それでも、
高速道路を使ったのだから支払うべき!
さて、どっちなんでしょうか?
こういう時に一貫性が問われます。
これは、以前もブログに書いた
信奉理論と使用理論の問題です。
信奉理論というのは、
自分が正しいと思って口にしていることで、
使用理論というのは、
実際の行動の基準になっていることです。
今回でいうと、
高速道路を使ったのだから
支払うべき!
というのが信奉理論で、
迷惑をかけられたのだから
支払う必要はない!
というのが使用理論です。
口ではいいことを言っているけど、
やっていることは違うという時、
信奉理論と使用理論がズレています。
これは、何も特別なことではなく、
よくあることです。
ただ、
信奉理論と使用理論がズレていると
言っていることとやっていることが
違っているので、
周りから信頼されなくなります。
リーダーとして、
フォロワーを大事にするのであれば、
信頼は必要です。
リーダーであろうとするなら、
信奉理論と使用理論が一致するように
務める必要があります。
そのためには、
自分をメタ認知する必要があります。
メタ認知とは、
自分の思考や感情、行動を
客観的に捉える能力のことです。
このメタ認知は難しくて、
自分のことが分かったと思った瞬間に
分かったつもりになって、
分かっていないということが起こります。
物事が見えた瞬間に
自分が賢く、周りがバカに見える・・・
でも、それって、賢くないですよね!
今回の話で言うと、
料金を支払ったことで、
自分は正しい人間だ!と思った瞬間に
支払っていない人が悪者に見える・・・
それって、正しい人間なんでしょうか?
なんか、つるつるとしていて、
掴めそうで掴めない石鹸みたいなもの
だと思っています。
ちゃんとしているような
ちゃんとしていないようなぐらいが
ちょうどいいのかもしれません。
そういう意味で、
自分がちゃんとできないなら、
周りの人がちゃんとしていなくても
責めなくてもいいじゃないか?
と思うのです。
今日も最後まで読んでいだき
ありがとうございます。
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