偉い人にはそれが分からないんです

意地悪な人もいるものです。

小泉農林水産大臣が、
記者から
お米、何キロ買うんですか？
という質問をされ戸惑っているいる
動画がアップされていました。

江藤大臣の失言により、
颯爽と登場した小泉大臣。

持ち前のチャーミングさを活かして
コメ担当大臣と名乗ったまでは
よかったですが、
生活の実態のことはよく分かって
いなかったようです。

私も家の米がなくなってきた
というので、
スーパーで5キロの米を買おうとして
妻に止められたことがありました。

5キロなんて買ったら、
食べきるまで2年かかるよ！
と言われました。

確かに考えてみれば、
上の娘は家を出て行っているし、
下の娘も家でご飯を食べないし
私も家にいることが少ない…

確かに、お米が減りません。

家のことは、
妻に任せっきりですから、
実際のことは分からないのです。

でも、そんなものだと思います。

実際、現場で何が起こっているか？
なんて、上の立場の人には
よく分からないんです。

あっ、私が妻より上という意味では
ないですよ！

いずれにしても、現場のことで
気になることがあるのであれば、
現場でのアクションではなく
求めている結果（ゴール）だけ
伝えればよいです。

現場のことも分かっていないのに
現場のアクションを指示しても
トンチンカンなことになりかねません。

現場の人が経営のことが
分からないように
経営の人には現場のことが
分からないのです。

だからこそ、
お互い、ゴールを共有して、
そのゴールに向かっている限り
信じて任せることが大事なのだと思います。

ちなみに、小泉大臣は、
農林水産省に初登庁したときに
どうか自由闊達な議論を省内でしていただいて、
私のことを使っていただければと思います。
と訓示したそうです。

言行一致するかどうか？は別にして、
このスタンスはよいと思いました。

今日も最後まで読んでいだき
ありがとうございます。

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