一人だとできるのにチームでできない理由

昨日は、ZOOMで
管理職向けの研修をしました。

 

管理職の仕事は
組織を機能させることです。

 

では、
組織が機能しているというのは、
どういうことでしょうか?

 

それは、
会社が決めたことが
実行されるということです。

 

会社が決めたことが
実行されるというのは、
目標が達成されている
と言ってもよいと思います。

 

ところが、
多くの会社で
なかなか目標が達成できないでいます。

 

つまり、
組織が機能していないのです。

 

だから、
管理職が学ぶべきは、
どうやって目標達成するか?です。

 

それも、一人でなく、
チームとして目標を達成するか?
です。

 

そもそも、
管理職になるような人は、
優秀だから管理職になるのです。

 

しかし、
優秀さというのは、
管理職自身の優秀さです。

 

つまり、一人ではできるです。

 

しかし、チームとしては
なかなか目標達成できないのです。

 

どうして、一人でできるのに
チームだと
目標が達成できないのでしょうか?

 

それは・・・

 

チームメンバーに
「目的」が伝わっていないからです。

 

「目的」と「目標」

 

よく使っている言葉ですが、
「目的」と「目標」の違い
は何ですか?

 

「目的」と「目標」
どちらが大きいですか?

 

「目的」と「目標」
どちらが遠いですか?

 

文字通り、
「目的」は「的」です。

 

つまり、最終ゴールです。

 

それに対して、
「目標」は道しるべ(標)

 

つまり、通過点です。

 

「目標」とは「目的」を達成する
ためのステップです。

 

「目的」を達成するために
「目標」があります。

 

そのため、
単独で「目標」だけが存在する
ことはありません。

 

例えば「5Kg痩せる!」

 

これは、「目標」ですか?
それとも、「目的」ですか?

 

「目標」です。

 

では、その「目的」は何ですか?

 

「健康でいたい!」

「モテたい!」

「昔のズボンがはきたい!」

と人それぞれだと思います。

 

そうです・・・

 

「目標」が同じでも
「目的」が同じだとは限らないのです。

 

だから、
「目標」だけ伝えても
本当の意味で伝わったことには
ならないのです。

 

先ほどの
「5Kg痩せる!」という目標が
「健康のため」という目的であれば、
筋肉がついた結果、5Kg増えても、
問題はないのです。

 

もちろん、
「目標」が達成されるべきものです。

 

しかし、それは、あくまでも、
「目的」を果たすためです。

 

「目的」を果たすためなら、
「目標」は変わってもよいのです。

 

そう考えると、
「目標」を達成するためには、
「目的」も一緒に伝える必要があります。

 

そうしないと、
「目標」は達成できたいのに
「目的」が果たせなかったなんてことに
なりかねません。

 

よく考えてみると、
一人でやっている時は
「目的」を果たすために、
「目標」を柔軟にコントロールしている
と思います。

 

これができるから、
一人だと成果が出るのだと思います。

 

そう考えると、
チームでやる時は、
「目的」を果たすために
「目標」を柔軟にコントロールさせれば
よいのです。

 

実は、これが、
「任せる」ということです。

 

人と人は違います。

 

同じ「目的」を果たすにも
やり方が違います。

 

だから、チームで成果を出すには、
まず「目的」を共有することなのです。

 

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

 

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