もう、時代に取り残されているかもしれません。

昨日は、弁護士の向井 蘭さんの
セミナーを受けて来ました。

 

タイトルは、
「働き方改革関連法案が実務に与える影響」

 

セミナーの冒頭、
働き改革は、弁護士がどういう
できる問題ではない
とおっしゃっていました。

 

ようは、
新人類と旧人類の闘いなのだと・・・

 

向井さんは、
ニュージャパニーズと
オールドジャパニーズの闘い
だとおっしゃっていましたが・・・

 

 

長時間労働とか、
未払い残業代の問題ではなく、
人が採用できるかの問題だと
いうのです。

 

実際に人が採用できずに
会社を閉じなければならない
事例は増えて来ています。

 

2〜3年なら問題ありませんが
10年先、20年先を考えた時に
人が集まる会社になっているのか?

 

そのことを考えなければ、
ダメだということです。

 

 

そう考えた時に、
先ほどの
新人類と旧人類の闘いになります。

 

どういうことか?というと、
価値観が全く違うというのです。

 

次の質問に答えてみて下さい。

 

①仲間と給与明細書を見せ合う?

 

②有給休暇は全部使いたい?

 

③終業後の研修は残業だと思う?

 

④お客様との飲み会は残業だと思う?

 

⑤転勤はしたくない?

 

⑥管理職になりたくない?

 

 

これが全部YESなのが、
新人類(ニュージャパニーズ)です。

 

ちなみに、私は全部NOです。

 

 

新卒で入った会社も札幌支店に
希望を出したぐらいですから・・・

 

これだけ違うと、上手くやっていける
感じがしません。

 

しかし、大事なことは、
彼ら彼女らにとって、
このYESは当たり前のことなのです。

 

何も、悪気があるわけでもなく、
強欲なわけでもなく、
素直にそう思っているのです。

 

むしろ、優秀な若者ほど、
YESだというのです。

 

 

それは、価値観であり、
人と人の違いです。

 

「なぜ?」は無意味です。

 

そういうものとして
受け入れることが必要です。

 

モノサシが違うのです。

 

従来のマネジメントは、
価値観(モノサシ)をそろえる
ということを目指して来ました。

 

だから、
とにかく経営理念を唱和し、
鉛筆がなくなるまで書かせて、
価値観の刷り込みをしてきました。

 

しかし、
新人類(ニュージャパニーズ)には
これは、パワハラにしかなりません。

 

それは、自分の価値観を否定される
ことになるからです。

 

では、価値観が違う人と
どうやって会社として、ひとつに
まとまっていけばよいのか?

 

 

それは、価値観ではなくて、
ビジョンの共有しかありません。

 

こんな会社にしたい!
こうなっていたらいいよね!
という映像の中に
メンバーそれぞれの居場所が
あるということです。

 

その映像の中には
いろいろなポジションがあって、
お互いが支え合っている感じです。

 

これは、経営者にとって
「どういうことか?」というと、
会社と自分を切り離すということです。

 

もう俺の会社ではないのです。

 

みんなの会社です。

 

それは、経営者ですから、
その会社でできることは、
社員より多いのは当然ですが、
全てが経営者思い通りになるわけ
ではありません。

 

そういう意味では、
働き方改革は、
マネジメント改革でもあるのかも
しれません。

 

 

今日はこんな感じです。

 

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

 

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