昨日、大阪・関西万博に行きました。
最新の科学技術が展示されていて、
将来を感じることができる場所なので
行ってみました。
今回の万博のテーマは、
『いのち輝く未来社会のデザイン』
未来社会を共に創ろう！
という想いのもと、
新しいアイデアを創造・発信する場にしよう！
ということでした。
メッセージ性の高い
シグネチャーパビリオンに入れなかったので、
メッセージを正しく受け取れているか？
わかりませんが、
シグネチャーパビリオンとは？
https://www.expo2025.or.jp/project
私が感じたのは「循環」です。
一般公開されている展示物の中に
「無限メタモルフォーゼ」
という作品がありました。
「無限メタモルフォーゼ」
https://shojikawamori.jp/expo2025/contents/metamorphose
大きな瓶の中に枯れた花が入っていて、
時間が経っているのか、
白いカビが生えていました。
花としての命は消えたのに、
白いカビという命が生まれている……
命が循環するのが、地球上のルールです。
人間の体も、いずれ土に返り、
次の命を生み出します。
自分というものはなくなっても、
自分が残したものは引き継がれていきます。
過去、いくつもの災害に遭いながらも、
多くの命は失われてきましたが、
こうして命が脈々と受け継がれています。
「循環」をすることで成長・発展をしながら、
問題を解決してきました。
そう考えると、
日々、目の前の問題に
囚われすぎているのではないだろうか？
もっと長い時間軸で
物事を見る必要があるのではないか？
と思ったのです。
そんなふうに思いながらも、
パビリオンに入るのに並んでいると、
イライラするし、
並んでいるところに横入りされると
さらにイライラしてきます。
ただ、それも、万博会場を出る頃には
楽しい思い出になっています。
その時のイライラは、
大した問題ではなかったということです。
全体のつながりの中で、
部分最適にならないように
視座を上げながら、問題を見ていく
ということが必要なんだと思います。
リングに登って会場を見たときに、
輪っかの中に
世界各国の個性豊かなパビリオンが
並んでいる姿を見ても、
現実の世界でもっとうまくできないものか？
とも思いました。
物理的に距離を置くと見え方が変わるように、
時間軸を伸ばすと見え方が変わってきます。
「今」だけを切り取れるわけはなくて、
「過去」ともつながっているし、
「未来」ともつながっています。
そういう「つながり」を意識して、
「未来」のために「今」何をしたらよいのか？
考えることが大事だと思いました。
そう考えると、若者を中心に言われている
タイパ（タイムパフォーマンス）重視の考え方は、
良くないんじゃないか？と思うのですが、
それも「循環」の中の話で、
また、逆の流れも生まれてくると思います。
目の前のことを良い悪いと言っている限り、
解決しないんだな！と思います。
放っておくと、
近視眼的な思考になりがちです。
そんな自分に気づいて、
時間軸を伸ばして考えられるように
なることが大事だと思いました。
今日も最後まで読んでいだき
ありがとうございます。
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