先日、お客様の社長さんから
どうしたら部下の話が聞けるようになるのか?
という相談をいただきました。
ご自身でも、部下の話を聞けていない
自覚があるようで、
私(瀧田)のように聞けるようになりたい
ということでした。
そもそも、どうして、
部下の話を聞けるようになりたいのか?
聞いてみました。
すると、部下が自分で考え、
自ら行動できるようになって欲しい
とのことでした。
ところが、部下の話を聞いていると、
つい解決したくなったり、
アドバイスをしたくなってしまうそうです。
なるほど・・・
それでは、部下の方は、
自分で考えることをしなくなります。
なぜなら、黙っていたら、
社長が正解を出してくれるからです。
社長が正解を出してくれるのに、
わざわざ、間違えるリスクを取って、
自分の答えを出したりしません。
部下に考えてもらいたいなら、
自分から答えを言わないようにするしか
ありません。
ただ、ご自分でも自覚しているようですし、
言わないように心がけているようなので、
「今やっていることを続けていけばいいですよ」
とお伝えしました。
すると社長さんは、こうおっしゃいました。
「もっと早くできるようになる方法はないのですか?」
なるほど、なぜ社長さんが、
人の話を聞けないのか?わかりました!
それは・・・
やり方がわかれば、すぐにできるようになる
と思っているからです。
だから、部下の話を聞いているよりも、
自分(社長さん)が答えを教えたり、
アドバイスした方が早くできるようになる
と思っているのです。
私は、答えを教えたり、アドバイスしても、
相手はすぐにできるようにならない
と思っています。
結局、自分なりのやり方を身につけない限り
言われたことはできません。
だから、答えを教えたり、
アドバイスするのは無駄と思っているので、
相手の話を最後まで聞けるのだと思います。
相手の話を最後まで聞いた上で、
どうするのか?
相手の行動を促します。
自分で考えて行動してもらうことが
大事だと思っているので・・・
人と人は違うので、
自分の答えやアドバイスが
相手の役に立たないことがわかれば、
相手の話を聞けるようになるのではないか?
と思いました。
ただ、これも人と人は違うので、
これを知ったところで、
できるようになるは限りません。
結局、試行錯誤しながら、
自分のやり方が身に付くまで、
やり続けるしかないのだと思います
そういう意味で、
見守ったり、励ましたり、信じることが
大事なのだと思います。
今日も最後まで読んでいだき
ありがとうございます。
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