先日、お客様の会社で
リーダー面談をしている時に
こんな相談をいただきました。
新入社員が先輩社員がコワくて
相談ができないと言っているのですが
どうしたらいいですか?
これはよくいただく相談です。
新入社員にしてみると
先輩社員がテキパキと働いているところに
声をかけるのはコワいというか
申し訳ない気になるのだと思います。
一方、先輩社員にしてみると、
分からないことは聞かないと分からない
のだから、コワいとか関係なくて、
聞くしかないでしょ!
と思っているのだと思います。
コワいというのは感情なので、
コントロールできません。
コワいものはコワいのです。
だから、コワく思わなくていい!
は解決策にはなりません。
では、どうすればよいのか?
それは、前もって、
面談の時間を計画するということです。
先輩社員も新入社員の役に立ちたい
と思っているはずです。
せっかく入社した新入社員を
辞めさせたくないはずです。
ただ、限られた時間の中で
仕事をしないといけないので
自分のペースを乱されたくないだけ
だと思います。
であれば、
最初から相談の時間を計画して
おけばよいのです。
そうすれば、
先輩社員はペースを乱されることもないし、
新入社員も仕事中の先輩社員に
声をかける必要もありません。
しかし、こんな話をすると
先輩社員からこんなことを言われます。
せっかく面談の時間を作ったのに
「何もありません」とか言われると
ガッカリするんですよね!
なるほど…
忙しい中、面談の時間を作ったのに
何もないのでは頭に来ますね!
これはこれで
怒っていることが相手に伝わるので
今度は、面談がコワいという話になります。
では、どうしたらよいのか?
私がおすすめするのは、
面談のテーマをあらかじめ決めておく
ということです。
例えば、半年後には、
○○という業務が
一人でできるようになっている
という目標を立てたとします。
そして、面談をする時に、
この目標に対する進捗を確認する
ということです。
このようにしておけば、
新入社員に面談のテーマがなくても
面談をする意味があると感じられる
と思います。
もちろん、この時に
新入社員が聞きたいことを
聞いてもらえば良いと思います。
そして、何よりも
こうして定期的に面談することで
お互いの理解が深まり、
コワく思うことがなくなる
と思うのです。
人の問題は仕組みで解決する!
これが組織作りの鉄則です。
今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。
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