前回のブログで、会議で決めたことが
実行されるためには「共感」が大事で、
そのためには、議事録はAIに任せない方が
よいと考えているということを書きました。
別に記録を取るだけなら、
AIに議事録を取ってもらえばよいのですが、
成果を出そうと思うと、
会議の後、行動しようと思ってもらうこと
(共感)が必要です。
では、いったい、この「共感」とは
どうしたら得られるでしょうか?
私のチームビルディングの先生である
石見さんから、こう教わりました。
「共感にはリアリティーが必要!」
つまり、リアリティーが感じられないと
共感は生まれないということです。
例えば、良きことや美しいこと、
正論なんかは、
リアリティーを感じません。
確かに、
言っていることはわかるんだけど、
実現できるの?と思うようなことには、
リアリティーを感じません。
いつもブログに書いていますが、
イメージできないものは実現しません。
実現できそうもないことに
リアリティーを感じません。
だから、良きことや美しいこと、
正論を言われても、
どうしてよいのか?分からないので、
具体的な行動につながりません。
それに対して、上手く行きそうなことや
納得できることは、
やれそうなイメージができるので、
リアリティーがあります。
また、逆に、
コツコツやることや面倒なこと、
やらなくてならないことは、
大変なことがイメージできるだけに、
イヤな気持ちになりますが、
その分、リアリティーがあります。
イヤな気持ちになったとしても、
その先に手に入れたいビジョンが見えるなら、
やってみようと思えます。
そこにあるのは、リアリティーです。
リアルに感じられるからこそ、
共感が生まれるのです。
それこそ、共感が大事だ!というと
きれいごとに聞こえるかもしれませんが、
そのプロセスは、実に地味なことです。
簡単に共感できるならよいですが、
そうでないことの方が多いと思います。
そうでないなら、
お互いに思っていることを表現して、
相手が何を考えているのか?を
想像しながら、
お互いの共通点を探していくしかありません。
そうすると、相手が考えていたことが
ぼんやりと見えてくる・・・
そこで、初めて、
あ~そういうことだったんだ!と
思えるようになると、
相手のことを受け入れることが
できるようになる・・・
つまり、共感が生まれます。
人と人は違うので、
同じものを感じられるようになるには
時間も手間もかかりますが、
それをしないと、組織はバラバラのままで
成果が上がりません。
良きことや美しいことを言って
組織がまとまるなら、
こんな楽なことはありません。
しかし、そこにはリアリティーはありません。
人と人が違うことを認めた上で、
自分とは違う人と、
共通の目標を達成するために、
コミュニケーションをとって
どうやって行動していくか?
と考えるところに
リアリティーがあるのだと思っています。
ただ、そうやって目標達成をした先には、
それまでの苦労を吹っ飛ばす
歓喜の瞬間が待っています。
そこに向けて地道にやっていくしかない
と思っています。
今日も最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。
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