少し前のブログで、行動してもらうには
正しいことより共感されることが
大事だと書きました。
それを読んだお客様から
なるほど!と思ってやってみたんだけど
上手くいかないのですが…
という相談をいただきました。
正しいことを言っているつもりはない
とのことですが、
なぜ、共感が得られないのでしょうか?
これも少し前のブログで書きましたが、
共感にはリアリティーが必要です。
リアリティーを感じてもらうには、
目標をどのように達成するのか?を
論理的に説明する必要があります。
論理的な説明を受けることで、
上手くいくイメージができれば、
やってみよう!という気になります。
つまり、共感を得ることができます。
しかし、伝える側が論理的すぎたり、
思考のスピードが早すぎたりすると、
聞いている側のイメージが追いつきません。
説明を受けるだけで精一杯で、
共感する余裕がないのです。
いったい、なぜ、
そんなことが起こるのでしょうか?
それは・・・
「効き脳」が人によって違うからです。
「効き脳」には4つ思考特性があります。
A脳: 論理・理性脳
B脳: 計画・堅実脳
C脳: 感覚・友好脳
D脳: 全体・創造脳
人は誰でも
4つの思考特性を持っていますが、
人によってそれぞれの脳に
高い低いがあります。
効き脳について詳しくはコチラ
今回の相談された方のように
論理的すぎたり
思考のスピードが速い人は
A脳が高い人です。
このA脳が高い人が
A脳が低い人に説明したら、
効き脳が違うので、
イメージが追いつかないということが
起こるわけです。
ここで誤解がないようにしたいのですが、
A脳が高い人が優秀で、
A脳が低い人が優秀でない
ということを言いたいのではありません。
人と人は違うということを
言いたいだけです。
「効き脳」は持ち点の200点を
4つの脳に振り分けます。
例えば、私の効き脳は、
A脳 (論理・理性脳):73
B脳 (計画・堅実脳):30
C脳 (感覚・友好脳):70
D脳 (全体・創造脳):27
です。
効き脳のスコアは
全部足したら200になります。
私で言うと、A脳とC脳は高いですが、
その分、B脳とD脳は低いです。
論理的に考えたり、
人の気持ちを察するのは強みですが、
計画的にものごとを進められなかったり、
アイデアを出せないのは弱みです。
合計数字が200なので、
どこかが出っ張れば、どこかは凹むのです。
優劣を比較する意味がないのです。
ただ、診断結果をみることで、
強みと弱みは分かります。
強みと弱みがわかることで、
自分が他人に伝える時に
何に気を付けないといけないか?
が分かります。
私の場合は、
A脳とC脳が高いので、
論理的にも話せるし、
聞いている相手の気持ちも分かります。
つまり、効き脳的には
説明が上手な脳です。
なので、そんなに困っていませんが、
これで、もしC脳が低ければ、
聞いている相手の気持ちを察しづらいので
意識して相手をみて話すように
していると思います。
このように「効き脳」によって、
自分と相手の思考特性の違いを
意識しながら説明すると
上手く伝わるようになります。
自分の話が相手に上手く伝わらない時は
効き脳を意識してみるとよいと思います。
今日も最後まで読んでいただいて
ありがとうございます。
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