妄想がマネジメントを難しくする

組織のコンサルティングに入って
メンバーの方にヒアリングをすると
お互いに悪口を言い合っている
ということがあります。

何が本当なのか?分からなくなります。

こういう時は、
妄想で言い合っていることが多いです。

妄想が起こる職場は、
「効き脳」でいうC脳が高い人が
たくさんいる場合が多いです。

「効き脳」は思考のパターンです。

「効き脳」については、
私のブログで説明をしていますが、
人の思考は4つのパターンがあります。

A脳:論理脳、理性脳
B脳:計画脳、堅実脳
C脳:感覚脳、友好脳
D脳:全体脳、創造脳

効き脳について詳しくはコチラ

C脳というのは、
相手の気持ちや感情を感じ取る
ことができます。

だから、場の空気を読んだり、
相手に配慮することができます。

C脳の人が組織にいると
場が和んだり、雰囲気が良くなります。

これは素晴らしいことなんですが、
そもそも、どうしてこんなことができるのか?
というと・・・

相手の気持ちとか空気とか
見えないものが見えるからです。

しかし、見えないものが見えている
というのは、その人の想像です。

当たっていれば、
気が利くという話ですが、
当たっていなければ、
単なる妄想です。

妄想は事実と異なります。

妄想が広がると、
事実でないことで責められたり、
悪口を言われたりします。

そうされる方としては、
理由もなく、責められたり
悪口を言われたりするので、
相手のことをよく思うはずがありません。

こうして人間関係が悪くなります。

こうなってくると
マネジメントが難しくなります。

何を言っても悪意と受け取るので、
目標達成に向けて、
相手と協力することができなくなります。

マネジメントにとって妄想は厄介です。

では、どうしたら妄想がなくなるのか?

それは、言いたい人が言いたい人に
言いたいことを言うのが一番です。

ただ、これを実現するには、
お互いに傾聴やフィードバックや
アサーティブが分かっていないと
喧嘩になってしまいます。

だから、社員に
コミュニケーション技術が
身に付く研修が必要なのです。

コミュニケーション技術が
身に付けることなく、
対話をしようとするから、
上手く行かないのだと思います。

ただ、コミュニケーション技術を
教えたところですぐにできるようになりません。

人はやりながらでないと学べないのです。

では、どうしたら、
学んだ技術を実践できるか?というと・・・

実践する「場」を作るということです。

それが1ON1面談です。

1ON1面談を実施する目的は、
部下育成もあるのですが、
実は、面談を行う上司の育成も
兼ねているのです。

だから、単に面談をすればよいのでなく、
コミュニケーション技術を伝えた上で
実践しながら実施しないと、
職場は変わらないのです。

いずれにしても、妄想は放っておくと、
組織を崩壊に導きます。

妄想をなくすためには、
直接話すしかありません。

「コミュニケーションを取りましょう!」
という掛け声だけでなく、
コミュニケーション技術が学べて
実践できる場を設けることが
必要だと思います。

今日も最後まで読んでいただいて
ありがとうございます。

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