働くロボットと働かない人間

昨日、ブログの師匠
板坂裕治郎さんの勉強会で、
未来予測士の友村晋さんから
「AI時代の経営者に求められる
 『人間らしい』ビジネススキル」
というテーマのお話を聞きました。

確かに生成AIの発達は脅威ですが、
それがロボットと組み合わされることで、
我々の生活に大きな影響を与えるという話でした。

すでにIT業界では、
プログラマーやデザイナーが失業したり、
会社が倒産したりしています。

それが、ロボット技術の発展によって、
これからは、工場でも生産ラインで
人型ロボットが働くようになるそうです。
(すでに働いている工場もあります)

さらには、サービス業でも
人型ロボットが人間の代わりに
働くようになるそうです。

イーロンマスクは、
2045年には100億台のロボットを
作ると言っています。

これは人間の数より多いです。

IT業界で起こっていることが
全ての業界で起こる日が近づいている
ということでした。

ここら辺の話は、
友村さんのYoutubeでもお話になって
いるので、是非見てみて下さい。

人型ロボットの未来01:
宇宙いち分かりやすい人型ロボットとは?

友村さんが、こんな話ができるのは、
世界中を飛び回って、現地に行って、
最先端の技術を五感で感じているからだそうです。

映画の世界ではなく、目の前で、
人型ロボットが工場で働いている姿を見て
背筋が寒くなったと言っていました。

そんな友村さんが、
いろいろな企業や団体で話すことが
多いそうなんですが、
日本人には危機感が足りないということを
強く感じているとのことでした。

なぜ、そう感じるのか?というと、
本を読んでいる人が圧倒的に少ないからです。

これだけ、時代が変わることが確実なのに、
勉強しようとする人が少ない・・・

本当に日本人は大丈夫なんだろうか?
と不安になるぐらい・・・

どうして、日本人はこんなに呑気なんだろう?
と考えてみて、分かったことは
クビにならないからじゃなか?
ということでした。

なるほど、日本は解雇規制が厳しいので、
簡単に労働者を解雇できません。

簡単にクビにならないと思うから、
みんな、学ばないのです。

さらに、悪いことに人手不足になって、
昔は、勉強しないと会社に入れなかったのに
今は、勉強しなくても会社に入れてしまう。

その結果、学習習慣がないまま
社会人になってしまい、
仕事をしながら学ぶという習慣が
そもそもありません。

だから、生産性は上がらないのです。

こんな状態で、
人型ロボットが職場に入ってきたら、
どうなるのでしょう・・・

将来、ロボットの時給は
80円ぐらいになるそうです。

ロボットは、365日24時間、
残業の規制もなく、文句も不満も言わず、
もくもくと働きます。

そうなった時に、経営者として、
人とロボットのどちらを雇いますか?
という話です。

どんなに人が大事と言っていても、
背に腹は代えられません。

単純労働は確実にロボットに置き換わる
のではないでしょうか?

そうなった時に、急に、
人間しかできない仕事をしよう!と言われても、
勉強していない人には、その仕事はできません。

今の法律のままだと、
クビにはできませんから、
会社に残すしかありませんが、
新たに採用するのは、
ロボットということになると思います。

働くロボットと働かない人間

考えれば考えるほど、
絶望的な気持ちになってきます。

こんなことを書きながら、
人間というのは不思議なもので、
どこかで「自分は大丈夫」
と思っている自分がいます。

本当に自分は大丈夫なんだろうか?

「10年で起こることが1年で起こる時代」と
言われています。

つまり、変化のスピードが10倍になっている
ということです。

私は今、54歳なので、あと10年間は働くとして、
その10年間で、かつてなら100年かかった進化が
起こるということになります。

そうなると、何がなんだかよく分かりません。

考えても分からないことは考えても
仕方がないのですが、
結局のところ、学習をし続けるしかない
ということは分かりました。

ピーター・ドラッカー氏も
「未来を予測する最良の方法は未来を創ることだ」
と言っています。

「未来を創る」というと、
何か大げさなことと思われるかもしれませんが、
必要なことを学習して、対応していくということが
自分の未来を創ることなんだと思いました。

友村さんから、
それは具体的にどうすることなのか?
ということを教わったので、
次回のブログに
そのことを書いてみたいと思います。

今日も最後まで読んでいただいて
ありがとうございます。

効き脳コーチングしませんか!

効き脳診断をして、
アナタの「強み」を可視化して
「強み」についてコーチングしませんか?

効き脳診断をしていただき
ZOOMを使って診断結果について
コーチング的にセッションをします。
(約60分間)

効き脳コーチングの詳しいことはコチラ

https://robotjinji.co

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です