戦略の失敗は戦術で取り戻せない

中道改革連合が
公示前勢力の167議席から
118減の49議席となる
歴史的な大敗を喫しました。

さらに、旧民主党政権の
閣僚経験者や党幹部が
相次いで落選しました。

立憲民主党と公明党が
一緒になるという話を聞いた時に
安易すぎるのではないか?と思いました。

というのも、あまりに
それぞれの政策に違いがありすぎるからです。

どうやって党としてまとまるのか?
疑問に感じていましたが、
まとまり切れなかったようです。

これは戦略の失敗だと思います。

今回の中道改革連合の
歴史的な大敗を目にして思ったのは
戦略のミスは戦術では取り戻せない
ということです。

戦略というのは、
目的や目標を達成するために
中長期的な視野で立案される
大局的な構想や計画のことです。

今回でいうと、
立憲民主党と公明党が合流して
政権を取ろうとしたことです。

それに対して、
戦術というのは、戦略を実現するために
短中期的視野で立案される
局面ごとの最適な手段・手法や
具体的実行計画のことです。

今回でいうと、
立憲民主党と公明党の議員が
それぞれがどうやって当選するのか?
ということです。

立憲民主党と公明党の候補者達は
それぞれ、選挙戦を命一杯戦ったと思います。

しかし、組織として、
安全保障の問題やエネルギー問題などの
重要な政策を決め切れませんでした。

組織の方針が曖昧なんですから、
候補者たちは、政策を訴えることも
できなかったと思います。

これでは、選挙を戦うことはできません。

つまり、戦略のミスは、
戦術ではカバーできないのです。

戦略を決めるのは、
経営者や経営幹部の役目です。

経営者や経営幹部が、
戦略の時点でミスをすると、
戦術で取り戻すことは困難です。

今回、戦略の失敗は、
現場の声を聞かなかったからだと思います。

野党第一党の立憲民主党と
長く与党にいた公明党が組むこと自体
戦略としては悪くないと思います。

しかし、その戦略を実行するのは、
現場の候補者たちです。

その戦略を実行する上での問題点を
戦略に組み込む必要があります。

そうでないと、現場ができることと
組織が目指しているところがつながりません。

実は、それをつなげるのがOKRです。

OKRとは、
目標管理の手法の1つで
Objectives and Key Resultsの略称で
「目標」と「主要な結果」のことです。

O(目標)というのは、
「目標と目標が達成された状態」のこと

KR(主要な結果)というのは、
「目標をどのように達成しつつあるか
モニタリングする基準」のこと

つまり、
組織全体の目標(O)を達成するために
現場は何を達成したらよいのか?(KR)
を言語化することです。

OKRを組むことで、
戦略と戦術をセットで考えることができます。

今回の中道改革連合の場合、
組織全体の目標(O)は書けても
現場は何を達成したらよいのか?(KR)は
書けなかったと思います。

人はイメージできないことは、
行動できないのです。

行動できなければ、成果につながりません。

現場がイメージできるように
戦略を伝えないと現場が動けないので、
戦略が実現しません。

だから、現場がイメージできるレベルの
戦略にしておくことも重要です。

できもしないことを言われても、
現場は困るのです。

戦略は「人材力」に縛られます。

そういう意味で、
高度な戦略を実行したければ、
戦略に合わせた人材を育てる必要もあります。

しかし、人材育成には時間がかかります。

だから、人材力に合わせた
現実的な戦略を実行しながら、
同時に人材育成をしていく必要があるのです。

これが、戦略人事という考え方です。

結局、今回の失敗は、
現場を無視して、
実現が困難な戦略を実行したことです。

もっと時間をかけて進めるべきだったと思います。

おそらく、次世代のリーダー同士で
進めるぐらいでよかったように思います。

それなら、戦略と人材育成が
同時にできたと思いますが、
両党の代表が急ぎすぎたのと
自分たちがやりたがり過ぎたのだと思います。

いずれにしても、
戦略の失敗は戦術で取り戻せません。

今回の大敗は、決して他人事ではなく、
自分事として学びたいと思いました。

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

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