最近、組織のコンサルティングをしていて
思うことがあります。
それは、思い込みが、
人間関係を難しくしているということです。
たとえば、こんなことが
あるのではないか?と思います。
上司は「なんで報告しないのだ!」
と思っています。
しかし、部下は
「任されているのだから
自力でやらないといけない」
と思っています。
どちらも、悪意はありません。
ただ、考え方が違うだけです。
しかし、上司には、
部下が報告しないことが
「あってはならないこと」に見えます。
だから、「なぜ報告しないのか」
と注意します。
部下にしてみれば、
「任せるといったのに、
言っていることとやっていることが違う」
と不満に感じます。
感情は顔に出ますから、
上司からすると不満そうな部下を見て、
反抗しているように見えてきます。
報告もしないで、勝手にやって、
責任も取れないのに、
反抗的な態度を取るなんて
とんでもない!
今度は、上司が感情的になります。
上司が感情的になると、
部下も気付くので、
お互いに感情的になって、
人間関係が壊れていきます。
どちらも悪意はなかったのに・・・です。
これが、思い込みが
人間関係を難しくするということです。
こうなってしまうのも、
お互いに、こうしたい!という思いが
強いからです。
だから、思いの強い人は、
思い込みが激しくなります。
「こうすべきだ」
「こうあるべきだ」
という確信が強いほど、
それ以外の見方が見えにくくなります。
自分の見方が正しいと確信しているので、
反対意見が耳に入らなくなります。
「なぜ、相手は分かってくれないのか?」
そう感じている方はたくさんいると思います。
しかし、多くの場合、
相手が分かっていないのではなく、
相手の見え方と自分の見え方が
違っているだけです。
いつもブログに書いていますが、
人と人はルービックキューブと同じです。
ルービックキューブには6面ありますが、
人間が一度に見られるのは3面のみです。
残りの3面は裏側にあって見えません。
しかし、必ず、そこに存在しています。
先ほどの例でいうと、
上司から見ると部下が「反抗している」
ように見えます。
しかし、それは見えている3面だけの話です。
裏側の3面を見ると、
もしかしたら、
上司に迷惑をかけたくない、
早く成長して自分でできるようになりたい!
と思っている可能性もあります。
裏側が見えると、
声のかけ方はまったく変わってきます。
裏側を見たいなら、裏に回ればよいのです。
裏に回れば、
見えていなかった3面が見えてきます。
人と人の関係に置き換えると、
「別の可能性があるかもしれない」
と立ち止まることです。
私がいつも思っているのは、
この会社を選んで働いている社員に
悪意があるとは思えないということです。
本人が気づいていないのか?
こちらが気づけていないのか?
何か、そこには行き違いがあるはずです。
思いの強さは、悪いことではありません。
思いの強さがあるから、チームは動きます。
思いの強いチームは行動量が増えます。
行動量と成果は比例するので、
思いの強いチームが成果を上げます。
ただ、その思いの強さが
「思い込みの強さ」に転化した時に
問題が起きます。
思いと思い込みは紙一重です。
その境界線はどこにあるのか?
それは、
「自分の見え方以外の見え方がある」
ということを受け入れられるかどうかです。
自分の見え方は、
あくまでも、自分から見た景色にすぎません。
相手から見た景色は違うはずです。
その違いを認めた上で、
チームとしてどう動いていくのか。
それを考えることが、
組織作りのポイントだと思っています。
思いが強い人ほど、
自分の見え方を疑う習慣が
大切になってくるのかもしれません。
今日も最後まで読んでいただき、
ありがとうございます。
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