店長って何をすればいいですか?

今回、リボーンに出場した方で
岡山で美容室をやっている経営者の方
がいらっしゃいました。

 

今回、準優勝された
美容室LIOS 代表 中井麻由さん

https://ameblo.jp/lios-mayu/

 

優勝してもおかしくないくらい
素晴らしいプレゼンでした。

 

そのプレゼンの中で
こんな話をされていました。

 

ご自身が子供を産んで
お店のことも子育てのことも
やらなければならなくなって、
もう一杯いっぱいになった時のこと・・・

 

お店のNO.2の男性社員にこう言いました。

 

「もういい加減、店長やってよ!」

 

そうしたら、
その男性社員にこう言われたそうです。

 

「店長って何をすればいいんですか?」

 

麻由さんは
その質問に答えられなかったそうです。

 

店長の役割も
明確になっていないのに
「店長をやってよ」!
と言ったところで店長は出来ません。

 

代表の麻由さんは、
その男性社員はやる気がないと
思っていたそうです。

 

しかし、男性社員にしてみれば、
何をすればわからないだけで
やる気はあったのです。

 

組織のコンサルをしていると
こんな場面は珍しくありません。

 

社長がNO.2に求めていることが
部下に伝わっていない・・・

 

というか、そもそも
社長がNO.2に何を求めるのか?
が明確になっていない場合もあります。

 

NO.2に何を求めるのか?

 

これには正解はありません。

 

正解がないというか、
社長が会社をどうしたいか?
によって変わります。

 

トップダウンにしたければ、
命令に忠実に従うように
社員を管理するのがNO.2の役割になります。

 

ボトムアップにしたければ、
社員の意見を吸い上げて
それを実現するのがNO.2の役割になります。

 

つまり、
どんな会社にしたいのか?によって
誰をNO.2にすればよいのか?
は変わってきます。

 

当たり前のことですが、
トップダウンに向いている人材と
ボトムアップに向いている人材は
違います。

 

さらにいうと、
業界によって違います。

 

トップダウンが馴染む業界と
ボトムアップが馴染む業界が
あります。

 

それは、
ビジネスモデルです。

 

言われたことをやれば
上手くいく業界と
自分で考えてやらなければ
上手くいかない業界
があるということです。

 

さらにややこしいのは、
言われたことをやれば
上手くいく業界で
自分で考えてやる!という
やり方もあります。

 

これは戦略です。

 

つまり、
マネジメントは
社長がやりたいことを
実現するためのツールなんです。

 

ツールそのものには
良し悪しはなくて、
結局、やりたいことを実現するのに
適切か?適切でないか?の問題
なのです。

 

そのため、
コンサルティングに入る場合は、
まず、社長さんがどのようにしたいのか?
からお聞きするようにしています。

 

もし、
トップダウンが良いということであれば、
そもそも、私ではお役に立てませんから・・・

 

今日も最後まで読んでいただいて
ありがとうございます。

 

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