先日、管理職の方から
部下にコーチングをしようとしたら
断られたという報告をもらいました。
コーチングって、
相手を応援する気持ちがないと
できないものなので、
断られるということは、
応援もさせてもらえないということで
気の毒だな!と思いました。
断った社員さんから
話を聞いたわけではないので、
本当のところは分かりませんが、
コーチングを嫌う方がいるのも確かです。
それは、
コーチングを受けると、
コントロールされているような
気持ちになるからではないか?
と思うのです。
たしかに、
質問に答えているうちに
自分の課題が明確になって、
いつの間にか解決している・・・
まるで
コントロールを受けているような
印象を受けるのかもしれません。
それは、半分あっていて、
半分間違っています。
コーチングのもともとの意味は
「馬車」です。
「大切な人を送り届ける」
そういう意味では、
コントロールをしているのですが、
大事なことは・・・
コーチングを受ける人(クランアント)が
望んでいるところに送り届ける
ということです。
コーチが
行き先を決めるのでなく、
クライアントが、
自分が行きたいことろを決めるのです。
送り届けるということで言うと
移動すること自体は、
コントロールしているのですが、
行き先はクライアントが決めるのです。
だから、
コントロールしているわけでは
ありません。
むしろ、
クライアントが進みたい方向に
ドライブをかける感じです。
だから、
行動が加速して成果が出るのです。
結局のところ、
成果が出るか?出ないか?は
行動量です。
コーチングを受けることで
行動量が増えます。
それを行動させられると思えば、
コントロールです。
しかし、
自分が達成したいことのために
行動量が増えるのであれば
それは望ましいことだと思うのです。
だから、コーチングって、
そもそも、その人が成果を出したい!
と思っていることを話すことが大事です。
そうでないと、
自分がやりたくないことを
無理やりやらされる感じになるので・・・
そういう意味で、
コーチングが悪いのはなくて、
扱っているテーマの問題です。
コーチングを機能させるためには、
テーマの設定が大切です。
テーマが強制されたものだと
コーチングも強制されたものになります。
世の中的に
コーチングが誤解されているとすると
そういうところかな?と思います。
コーチングは、
本人の意思を尊重するものであり、
結果をコントロールするものでは
ありません。
とはいえ、
コーチングを受けることを強制したら
それは、コントロールです。
説得するようなものでもないので、
本人がイヤだというなら、
それはそれでよいと思います。
ただ、コーチングを受けることで
成果を上げている人もいることも
事実です。
結局は、その人の選択です。
コーチにとっては
そこからコーチングが始まっているのです。
今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。
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