100年先を考えればコロナなんてかすり傷

昨日は、
ブログの師匠
板坂裕治郎さんが主宰する
365日ブログの勉強会でした。

 

本当は、北海道の小樽に
みんなで集まるはずでした。

 

しかし、このコロナで、
みんなで集まるのは断念して
ZOOMでの開催になりました。

 

全国から60人近いメンバーが
集まって、ZOOMで学びました。

 

今回、基調講演として
石屋製菓の石水社長に
ご講演をいただきました。

 

石屋製菓といえば、
北海道の銘菓
“白い恋人”
を作っている会社です。

 

実は、2007年に
賞味期限改ざん問題を
起こしています。

 

その時の危機を乗り越えた時の
話が書かれていた本

 

「白い恋人」
奇跡の復活物語

 

を読んだことがあったので、
非常に楽しみにしていました。

 

社長のお話を伺って思ったのは、
「素直な方だな!」
ということです。

 

私が「素直」と言うと
上から目線に感じるかも知れませんが、

 

松下幸之助さんは
「素直な心」について
こんな風に言っています。

 

素直な心とは、
寛容にして私心なき心、
広く人の教えを受ける心、
分を楽しむ心であります。

 

また、静にして動、
動にして静の働きのある心、
真理に通ずる心であります。

 

つまり、
「素直」と言うのは、
不都合なことが起こっても
それをそのまま受け止めることが
できることです。

 

石水社長は、
この講演の中で、
こんな風に言っていました。

 

コロナで売上が
半分近くになりました。

 

それでも、
今がチャンスだと思って
思い切ったことをやっています。

 

具体的には・・・

 

コロナで急に在庫になった商品を
北海道内の卒業する学生さん
12万人に無料で配ったり・・・

 

若手の社員を
4ヶ月間、農家の皆さんのところに
手伝いに行かせたり・・・

 

部長職以下の役職を
全部見直そうとしたり・・・

 

本当に今だからこそ
できることをやってます
ということでした。

 

起こったことを
ポジティブにとらえて
チャンスに変えています。

 

それは、どうしてなんだろう?
と思いました。

 

その秘訣は「ビジョン」にありました。

 

石屋製菓さんでは、
「しあわせをつくるお菓子」
の企業理念のもと、
“100年先も、北海道に愛される会社へ”
という長期ビジョンを掲げています。

 

100年という長い時間軸で考えれば
良い時もあれば、悪い時もある。

 

一喜一憂せず、
その時にやれることをやる!

 

100年先を考えれば、
コロナなんて、かすり傷!
と社長さんもおっしゃっていました。

 

こんな話をすると、
大企業だから、そんな余裕があるんだ!
思われるかもしれません。

 

しかし、今回の講演で、
石水社長は、
昨年の8月にうつ病になったことを
打ち明けて下さいました。

 

売上が半分ですから・・・

 

決して、
余裕があるわけではないのです。

 

大変なんです。

 

実は、社長が
うつ病から立ち直るきっかけは、
若手社員のプレゼンだったそうです。

 

「今は大変だけど、
私がいるからこの会社は大丈夫です!」
という発表だったそうです。

 

若手社員の未来を信じる力に
救われたそうです。

 

上手くいかない時は
だれでも視野が狭くなります。

 

時間軸を長くすることで、
乗り越えらることはあるのだと
思います。

 

順調に伸びている会社など
ないんです。

 

石水社長は、
2007年の賞味期限改ざん問題が
起こって、良かった!
とおっしゃっていました。

 

どんな会社も
様々な危機を乗り越えて
今があるのです。

 

大変な時こそ、
時間軸を長く持って、
未来を信じて進んでいくことが
大切だと思います。

 

コロナが収まったら、
札幌の白い恋人パークに
行ってみたいと思います。

 

白い恋人パーク
https://www.shiroikoibitopark.jp/

 

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

 

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