ビジョンのない会社は生き残れない

昨日から、
チームビルディングの合宿に
来ています。

 

テーマは「人事制度」です。

 

なぜ、チームビルダーが、
人事制度を学ぶ必要があるのか?

 

その理由は2つあります。

 

1つ目は・・・

 

これからの時代、
ビジネスを続けていくには、
今までのやり方が
限界にきているからです。

 

なぜ、限界にきているか?
というと・・・

 

多くの事業のライフサイクルが、
「成熟期」から「衰退期」に
入っているからです。

 

そもそも、
事業のライフライクルは、

導入期

成長期

成熟期

衰退期

導入期

成長期

成熟期

導入期



という具合に回っています。

 

今は「衰退期」にあります。

 

過去に作られたビジネスモデルで、
経営を行っている会社が多いです。

 

時代が成熟してきているので、
企業が生き残るためには、
もう一度、「導入期」に入る必要が
あります。

 

「導入期」というのは
どういう状態か?というと、
新しいことを試行錯誤でやってみる状態です。

 

そこは、
新たなビジョンに向けて
チャレンジすることが求められます。

 

新たなビジョンがない会社は、
「衰退期」から「導入期」に移れません。

 

「導入期」に移れない会社は、
衰退していくしかありません。

 

人事制度は、
ビジネスを行うために
会社が人をどのように扱うか?を
定めたものです。

 

会社は、
新たなビジョンを形にすることを
目指しているので、
人の扱い方も変わります。

 

決められたことをやる社員
ではなくて、
新しいことにチャレンジする社員
を評価しようとします。

 

そうなると、
当然、従来の職能資格制度では、
新しいことにチャレンジする社員を
評価できません。

 

職能資格制度は、
会社が求めている能力を
発揮する社員を
評価する仕組みだからです。

 

これからは、
会社が実現しようとする
新たなビジョンを実現するために
自ら決めたことを実行する社員が
高く評価されることになります。

 

つまり、
自分からやると決めたことを
実行する社員が
高く評価されることになります。

 

だから、
これでの職能資格制度では、
対応できないので、
新しい人事制度が必要となります。

 

これが、チームビルダーが、
人事制度を学ぶ理由の1つ目です。

 

2つ目は・・・

 

人の価値観が多様化している
ということです。

 

いい会社に入って、
いい給与をもらうことが
全てではなくなりました。

 

全ての人が上を目指すのではなく、
それぞれが、それぞれのレベルで、
健全でいることを目指す時代になりました。

 

仕事が全てという人ばかりでは
ないのです。

 

しかし、
仕事が全てという価値観しか
認めないと、
仕事が全てない人を排除する
組織になります。

 

排除することで
会社の規模を保てるのであれば、
それでもよいと思います。

 

しかし、実際には、
単に仕事が全てでない人だけでなく
育児や介護で仕事が全てという
わけにはいない人も増えています。

 

仕事が全てではない人と一緒に
仕事をしないと、
会社の規模を保てなくなって
来ています。

 

そうなると、
価値観がバラバラになるので、
会社のビジョンやミッションやバリュー
に共感してくれているか?という
基準が必要になります。

 

仕事が全てではなくても
会社のビジョンやミッションやバリュー
に共感していればOKにする
ということです。

 

多様化ばかりが言われていますが、
緩やかな統合がなければ、
社会は対立だらけになります。

 

お互いに分かり合えなくても、
お互いを排除することなく、
共存できる組織にする必要があります。

 

そうなってくると、
会社が求めている能力を
発揮する社員を評価する
職能資格制度では対応できません。

 

新しい人事制度が必要となります。

 

これが、チームビルダーが、
人事制度を学ぶ理由の2つ目です。

 

いずれに共通するのは、
ビジョンがあるということです。

 

つまり、ビジョンがない会社は
生き残れないということになります。

 

そして、
ビジョンを軸に経営するとなると
どんな人事制度が必要になるのか?

 

その答えが「ジョブ型」ということに
なるのですが、長くなるので、
この続きは、次回にしたいと思います。

 

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

 

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