昨日、映画『燃えよ剣』を見てきました。
司馬遼太郎さんが、
土方歳三をテーマに書いた小説を
原田眞人監督が
岡田准一さん主演で映画化しました。
土方歳三役に岡田准一さん
近藤勇役に鈴木亮平さん
沖田総司役に山田涼介さん
この3人がイメージがぴったり!
加えて、
芹沢鴨役の伊藤英明さんも
素晴らしかったです。
ただ、
映画を観ていて
もったいないと思ったのは、
私にはテーマが見えてこなった
ことです。
個人的には、
土方歳三の組織作りにスポットを
当てて欲しかったです。
多摩郡石田村のバラガキだった
土方歳三が、時代の波に乗り、
農民や浪人をまとめ上げ、
新選組という組織を作りあげました。
新選組は、
京都の警護に当たり、
池田屋事件で討幕派を倒し、
一躍、有名になりました。
ここから、新選組は
幕府側から重用されることに
なりますが、
戦況は、幕府側が不利になります。
その後、新選組は解体しますが、
土方歳三は、宇都宮、会津、北海道と
戦場を変えながら戦い続けます。
その戦いの中でも
土方歳三は、
「刀槍の時代にあらず、砲にあらざれば不可」
として、洋式を取り入れて
最後の最後まで戦い抜きました。
剣豪というイメージが強いですが、
北海道では、圧倒的な数の新政府軍を
2度も打ち破っています。
まさに戦(いくさ)の天才です。
この映画の中で、
土方歳三は、ことあるごとに
こんなセリフを口にします。
「形がよくねぇ~」
土方歳三は、
戦いの時だけでなく、
平時の組織作りの時から、
常に形を意識していました。
私も組織のコンサルティングを
する時は、形を考えます。
形というのは、組織図です。
組織図を作った時に、
ハードとソフトの両面で
イメージをします。
ハードというのは、
指揮命令の流れがスムーズか?
責任の範囲が明確か?
権限が委譲されているか?
つまり、組織として
機能するか?どうか?を
考えます。
ソフトというのは、
ビジョンが明確になっているのか?
ビジョンを達成する役割が明確に
なっているのか?
組織が動いていることがイメージですか?
つまり、
組織の目的であるビジョンが
末端までつながっているか?
生き物のように動くか?どうか?
をイメージします。
ハードとソフトの両面で
イメージをした時に、
1つになるのか?を考えます。
おそらく、
土方歳三も、頭の中で、
このように組織をイメージ
していたんじゃないか?と思うのです。
そんなことが
映画のテーマとして描かれていれば、
もっといい映画になっていたと
思うのですが・・・
それは、組織マニアの私だから
なんでしょうか?
『燃えよ剣』
よかったら、見てみて
感想を教えて下さい。
今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。
あなたの「強み」を見つけませんか?
効き脳診断をして、
アナタの「強み」を可視化して
「強み」についてコーチングしませんか?
効き脳診断をしていただき
ZOOMを使って診断結果について
コーチング的にセッションをします。
(約60分間)
効き脳コーチングの詳しいことはコチラ
https://robotjinji.com/page-1220/
コメントを残す