昨日は
チームビルディング経営塾の
第4回目でした。
今回のテーマは「アサーション」
あまり聞いたことがない言葉
だと思います。
実は、
日本語に訳すことができません。
なぜなら、
その概念が日本語にないからです。
あえて言葉にすると・・・
言うべきことを言いながら、
相手の気持ちも考えて、
歩み寄りながら、
物事を進めようとする
コミュニケーションのことです。
どうして、チームビルディングに
「アサーション」が必要なのでしょうか?
端的にいうと、
アサーションでないと
成果が上がらないからです。
昨日のブログで
野村監督がどうして人を育てられるのか?
について書きました。
それは・・・
うまくいきそうだ!
やりたい!
と相手が思えるようなことを
やらせてみるということでした。
人はやりたいことしかやりません。
だから、相手が
うまくいきそうだ!やりたい!
と思うことが何か?が
わかるようになることが大事です。
そのためには、
相手の頭で考えることが必要です。
では、どうしたら、
相手の頭で考えることができるか?
というと・・・
質問したら良いのです。
質問をしたら、
相手が考えて答えを出すので、
相手の頭で考えたことになります。
というのが、
昨日のブログのお話でした。
ただ、問題は・・・
相手が本当に思っていることを
答えているか?
わからないということです。
上司に忖度をして
思ってもいないのに
教科書通りの答えをしたり・・・
わかっていないと思われたくないので、
わかったふりをして答えたり・・・
つまり、
表面的に上手くいっているような
コミュニケーションをしても
成果は上がらないのです。
だから、
お互いに言いたいことが言える
関係性(アサーション)
にすることが大事です。
ただ、お互いに
言いたいことを言おうとしたら、
感情的に言い争いになるか?
遠慮して黙ってしまうか?
のいずれかです。
そうならないように、
アサーションという状態があって
それを目指しましょう!
ということなんです。
では、どうやって、
アサーションな状態を作るのか?
というと・・・
自分のコミュニケーションのスタイルを
自覚して、相手に合わせることです。
コミュニケーションのスタイルは、
①自己表現性
②自己主張性
③柔軟性
の3つがあります。
①「自己表現性」は、
思ったこと、感じたことを
口にする傾向です。
楽しいことがあった時に、
「楽し~い」と声に出すことです。
②「自己主張性」は、
思ったこと、感じたことを
相手に分かってもらおうとする傾向です。
楽しいことがあった時に
「楽しいよね」と同意を求めたり
「楽しいからやってみて!」と
相手に反応を求めます。
③「柔軟性」は、
自分と異なる考えや状況や行動を
受け入れようとする傾向です。
こだわりがなく、
自分と違っても、急な変更でも
受け入れる傾向です。
この3つのスタイルは、
人によって高い低いがあります。
アサーションでいるためには
この高い低いを目的に沿って
適切にコントロールすることが必要です。
そして、適切にコントロールできる
ようになるには、
自分のスタイルを自覚して、
自分のコミュニケーションスタイルを
マネジメントできるようにする
ことが必要です。
ということで、
昨日の経営塾では、
コミュニケーションスタイルの
テストをしました。
普段、自分のスタイルを
フィードバックされることなんて
ないと思います。
こんな風に学んでいくと
自分にどんな傾向があって、
どんなことに気を付ければよいのか?
わかってきます。
もちろん、
すぐにできるようにはなりません。
あとは、実践あるのみです。
実践すれば、
必ず、反応があります。
それを仲間とシェアしながら
続けていくのが経営塾の良さだと
思っています。
昨日も参加した皆さんが、
情報交換をされていました。
私が伝えるには限界があって
学び、実践し、振り返る場が
必要だと思っています。
そんな場が作れたことが
昨日は嬉しかったです。
学んでいただいているからには
成果を出していただきたいと
思っています。
チービルディング経営塾4期も
残すところ、あと2回!
組織作りのポイントを
お伝えするとともに、
学び、実践し、振り返る場を
提供し続けるためにも
経営塾を継続できるように
来期の準備をしたいと思います。
来期は2022年3月スタートです。
興味のある方は、
是非、参加してください。
今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。
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