そんなアドバイスはいりません!

昨日、3月に始めた
ブログの勉強会のメンバーと
飲みに行きました。

 

1か月目に
一度会っただけなんですが、
1ヶ月間、毎日ブログを書いて
お互いにブログを読んでいるので
二回目とは思えないほどの
関係性です。

 

飲んでいて、
話題になったのは、
アドバイスの話です。

 

今回のブログの会には、
初めてブログを書く人と
私のように長く書いている人が
います。

 

長く書いている人は、
ブログを書くことで成果が
上がっています。

 

そういう意味では、
どのようなブログを書けば
成果が上がるか?知っています。

 

だから、
アドバイスをしたくなる。

 

「そんな書き方ではなく
こんな書き方をした方がいいよ!」

 

そのアドバイスは
おそらく正しいのだと思います。

 

しかし、昨日の話だと、
そんなアドバイスは
望んでいないとのことです。

 

そもそもアドバイスとは何か?
というと、

 

今のやり方をやめて、
相手に変わることを求めます。

 

しかし、
人は他人から変えられることを
拒みます。

 

コントロールされたくないのです。

 

だから、
アドバイスがハマればよいのですが、
ハマらないと拒否反応が出ます。

 

まさに、昨日はそういう話でした。

 

でも、先輩としては、
ブログを続けてもらうために
成果を出して欲しい!
と思います。

 

では、どうしたらよいのか?
というと・・・

 

それが、フィードバックです。

 

フィードバックは見たままを返します。

 

フィードバックの元々の意味は
大砲で「的」に当てる技術のことです。

 

大砲はライフルのように
狙って撃つことができません。

 

撃ってみて
「的」と「着弾点」がどれだけ離れているか?
を観測し修正して打ちます。

 

「的」と「着弾点」のギャップ
を伝えるのがフィードバックです。

 

フィードバックの効果は
相手が目指している状態(「的」)と
現在、やっていること(「着弾点」)
のギャップに気付いてもらう
ということです。

 

ギャップを伝えるだけで、
そのギャップをどう埋めるか?は
本人に考えてもらいます。

 

人と人は違うので、
ギャップの埋め方を教えても
できないのです。

 

だから、
やり方も自分で考えて
やってもらったほうが良いのです。

 

フィードバックが
機能するために大事なことは、
フィードバックを受けた人が
「的」に近づけようと思っているか?
です。

 

ギャップを伝えたところで、
そもそも、「的」に近づけようと
思っていない限り、
ギャップを埋めようとしないからです。

 

目指している「的」が
本当に本人が目指しているものなのか?
どうか?が大事なのです。

 

だから、
相手が何を「的」にしているのか?
を知らずに行うフィードバックは、
ただの感想です。

 

相手が何を目指しているのか?
を知ることから始めるのが大事です。

 

「どうなっていたらよいのか?」

 

それを相手に聴くことが大事で、
それも決まっていないのであれば、
まず、そこを決めることが大事です。

 

ブログをはじめて1ヶ月だとしたら、
まずは、毎日書くだけで十分だと思います。

 

世の中では、新年度で、
新入社員が入ってきた時期だと思います。

 

新入社員も、まだ、
自分がどうなっていたらよいか?
決まっていないと思います。

 

そういう意味では
アドバイスも
フィードバックもしないで、
まずは、毎日、会社に来ることから
始めてもよいと思うのです。

 

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

 

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