ここのところ、
岸田内閣がポイント付与を
政策に取り入れています。
せっかくなので、
年内に計画されている出張で
全国旅行支援クーポンを
活用しようといろいろ調べてみました。
効き脳のB脳（計画脳）が低いので
説明書を順番通りに読むのが苦手です。
苦手なりに、
いろいろ調べていくうちに
すでに予約を入れてしまったものは
使えない場合がある
ということが分かりました。
なので、全国旅行支援クーポンの
適用を受けようとすると、
一度、キャンセルするしかないようです。
キャンセルをすると
キャンセル料がかかりますし、
キャンセルしたところで、
予約が取れないと困るので、
もう考えるのが面倒になり、
あきらめました。
ただ、交通費込みで8,000円
地域クーポンで3,000円
合計11,000円
私も庶民ですから、
なかなかの金額です。
あきらめたとはいえ、
11,000円をもらい損ねたと思うと
すごい損した気持ちになります。
しかし、よく考えてみたら、
たまたま、全国旅行支援クーポンが
使えるだけです。
全国旅行支援クーポンが
あっても、なくても
出張には行くのです。
だから、損をしたのではなくて、
使えてラッキー！というだけの話です。
しかし、人というのは、
損をすると言うことに敏感に
反応します。
これは、何度か紹介していますが、
「行動経済学」の「損失回避性」
というものです。
例えば、
①何もしないで３万円もらえる
②ジャンケンで勝ったら６万円もらえる
のと、どちらを選びますか？
おそらく、
①何もしないで３万円を
選ぶと思います。
ジャンケンで勝つ確率は50％
50％のリスクを負えば、
２倍になるかもしれないのに、
失うことを恐れます。
つまり、
３万円もらった「喜び」と
３万円失った「悲しみ」は
同じではないのです。
「行動経済学」の実験によると
失う「悲しみ」は、得る「喜び」の
1.5倍～2.5倍だそうです。
今回の全国旅行支援クーポンで考えると、
実際の損失は、11,000円ですが、
体感上は、16,500～27,500円の損失
に感じているということです。
そう考えると、
全国旅行支援クーポンが使えなくて
すごい損した気持ちになるのも
理解できるような気がします。
これって、給与や賞与も同じです。
3000円給与が上がっても、
社員はそれほど喜ばないのに、
3000円下がったら、
すごい不満を言ってきます。
また、前回出ていただ賞与が
出なくなると、
不満が出るのも同じ理由です。
そうなってしまうのは
仕方がないことなので、
一喜一憂しないで、
今できることに専念するしか
ないのだと思います。
また、元も子もないことを
書いていました・・・
今日も最後まで読んでいただき、
ありがとうございます。
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