社長は早く答えが欲しい!

先日、顧問先の社長さんと
お話をした時に感じたことを
書こうと思います。

 

それは・・・

 

答えをすぐに欲しい!
ということです。

 

おそらく、私に相談されるまでに、
ずいぶん時間をかけて
考えているのだと思います。

 

ご自身では時間をかけて
考えているので
十分に時間をかけている感覚
なんだと思います。

 

しかし、
私は専門家とはいえ、
いや、専門家だからこそ、
すぐに答えを出そうとすると
思い込みで判断してしまいます。

思考が早くなっている時は
深く考えることが
できなくなっています。

 

それだと私の価値がありません。

 

だから、
社長さんと話す時は、
一緒に思考が早くならないように
注意しています。

 

では、思考が早くならないために
どんなことに気を付けているか?
というと・・・

選択肢を増やしてみる
ということです。

 

選択肢を増やしてみると
視野が広がります。

 

いつもブログに書いている
ルービックキューブ理論です。

 

ルービックキューブを見ると
本来6面あるのに、
人は3面しか見えません。

 

必ず見えていない面が存在しています。

 

だから、相談いただいた問題にも
見えていない面があるのではないか?
という視点で見てみることが
大事だと思っています。

 

ただ、問題は、
私が選択肢を広げようとすると、
社長さんは早く答えが欲しいので
選択肢を増やそうとすることで
遠回りをしているように
思われることです。

 

私はC(友好脳)が強いので
社長さんがイラっとしているのが
わかります。

 

社長は早く答えが欲しいのです。

 

でも、ここで、
社長のペースにのってはいけません。

 

しかし、イライラしたままだと、
別の面を見ようとしてくれません。

 

こういう時に
私はどうしているか?というと・・・

 

社長に決めてもらうようにしています。

 

例えば、
こんな風に投げかけてみます。

 

社長が考えている選択肢以外に
別の選択肢があるとしたら、
考えてみる価値がありますか?

 

こんな風に投げかけると、
考えていない選択肢があるかもしれない
と思うようになります。

 

人は損をしたくないと思うので、
その選択肢が気になりだします。

 

そうなって初めて
話を聞いてくれるようになります。

 

いつも、ブログに書いていますが、
人はやりたいことしかやりません。

 

つまり、興味のある話しか聞きません。

 

だからこそ、相手の興味がわくように
話すことが大事です。

 

では、相手の興味はどこにあるのか?

 

相手の興味を知るためには、
相手に質問するしかありません。

 

「どうなってしたらいいんですかね?」

 

つまり「ビジョン」です。

 

結局、また「ビジョン」の話に
なってしまいましたが、
人は興味のある話しか聞きません。

 

だから、
社長の思考が早くなっている時は
「ビジョン」を聞くようにしています。

 

これって、
社長さんに限らず、
社員さんと話をする時も同じです。

 

社員さんが話を聞いていないな!
と思った時は
興味のある話ができていないのです。

 

つまり、社長さんは、
社員さんの「ビジョン」を知らないと
話を聞いてもらえないのです。

 

話をするには、
相手の「ビジョン」が大事なのです。

 

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

 

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