相手を信頼しないとコストがかかる

電子マネー決済サービス
「ドコモ口座」の被害が
2000万円に達する勢いです。

 

銀行の口座番号とパスワードを
不正に取得されてしまうと、
フリーメールを使って、
お金が引き出せるようです。

 

フリーメールなので、
被害者になりすますことが
簡単にできるので、
犯人を追うことできません。

 

「ドコモ口座」を手軽に
利用できるようにするために
本人確認などの手間を省いたため
簡単に悪用できるように
なっていたようです。

 

ドコモのユーザーでなくても、
悪用される可能性があるようなので、
一度、通帳を確認して、
身に覚えがない引き落としがないか?
確認した方がよいかもしれません。

 

いずれにしても、
利便性を求めるが故に
手続きを簡素化したために
起こったのだと思います。

 

そもそも、
悪いことをする人がいなければ
手続きを複雑にする必要はありません。

 

しかし、現実は、
悪いことをする人がいるので、
手続きを複雑にすることで
悪用されないようにしています。

 

このように
悪いことをする人がいるために
手間をかけることを
「取引コスト」と言います。

 

この「取引コスト」は
会社の中にも存在しています。

 

例えば、
相見積もりをとるのも
ある意味「取引コスト」です。

 

いつも適切な金額を
請求してくれるのであれば
手間をかけて、
他の会社から見積もりをとる必要は
ありません。

 

しかし、実際は、
金額は自由に決めることができるので
手間も時間もかけて、
精査する必要があります。

 

逆に、信頼されると、
「取引コスト」は下がります。

 

相見積もりを取る必要はなくなり、
すぐに取引を始められます。

 

つまり、
信頼を重ねることは
コストダウンにつながります。

 

上司部下の関係も同じで、
信頼されると、仕事を任されるので
細かい指示がないので、
効率が上がります。

 

信頼がないと
いちいち報告して
指示を仰がなければならないので
効率が下がります。

 

だから、
そもそも信頼していない部下の
生産性はもともと低くなるのです。

 

それでまた、
生産性が低いので信頼を失い、
細かく管理することになるので、
より生産性が悪くなる・・・

 

信頼していないから生産性が低いのか?

 

生産性が低いから信頼されないのか?

 

悪循環です。

 

一度、信頼を失った部下は
信頼を取り返すことが、
ますます困難になります。

 

だから、
まずは部下を信頼しないと、
部下の生産性はますます下がります。

 

部下を育てようと思ったら、
まず、部下を信頼しないと
上手く行かないのです。

 

もちろん、部下は、
上司の信頼に応えないと
いけないのですが・・・

 

つくづく、
信頼はコストだと思うのです。

 

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

 

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