決断をするということ

トヨタの組合交渉の様子が
トヨタイムズにアップされていました。

 

第1回 トヨタ春交渉2023|トヨタイムズ

 

豊田章男社長は出席せず、
佐藤恒治次期社長が
組合交渉に臨みました。

 

3年連続で満額回答ということで
交渉そのものは順調だったものの
トヨタの賃金が高い水準にある中で
他社、他業種に与える影響を考えると
恐怖を感じるほどの「決断」だったそうです。

 

今回、トヨタは、
チーム経営を掲げ、
佐藤次期社長一人ではなく
チームで経営を担うことに
なっていますが、

 

どんなに、相談をしたところで
決めるの「一人」です。

 

佐藤次期社長は、
その「決断」の重みを感じたん
だと思います。

 

コメントの中で
「決断」について
こんな風に言っています。

 

決断とは・・・

前に進むために
行動を起こすることに覚悟をすること

 

正直、ぱっとしない言葉ですが、
それだけに、決断に対して感じている
佐藤次期社長の恐怖が伝わってきます。

 

本当に決断する人しか
分からない恐怖だと思います。

 

結局、決める立場に立たない限り
決断の恐怖は分からないのです。

 

私も祖父の会社にいる時は
ナンバー3でしたが、
私なりに決断をする時だって、
社長や会長がいる(最後ではない)
という気持ちがありました。

 

本当の本当の最後に決断することの
「重み」は、その立場にならないと
分からないものだと思います。

 

責任のないところからの批判は
簡単です。

 

思ったことを言うだけです。

 

しかし、決断する側は、
行動をしなければならないのです。

 

いつもブログに書いていますが、
リーダーとは、
できるかどうか別にして、
やると決めるのがリーダーです。

 

リーダーの語源は「死ぬこと」
だと言われています。

 

決断というのは、
大げさかもしれませんが、
「死」を覚悟して決めることです。

 

「死」を覚悟して
リーダーが決めるからこそ、
フォロワーが生まれるのです。

 

そして、フォロワーいるからこそ
リーダーになれる。

 

佐藤次期社長は、
トヨタ一族でもなくて、
一社員でした。

 

その一社員だった佐藤次期社長が
「死」を意識して決めたからこそ、
その社長を支えよう!という
組合側の委員長の気持ちも
伝わってくるようなやり取りでした。

 

もちろん、台本もあったので、
出来上がっているストーリーなんだと
思いますが、

 

それでも、熱いものを感じました。

 

第1回 トヨタ春交渉2023|トヨタイムズ

 

このやり取りを見ていて、
あらためて、企業は人だと思いました。

 

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

 

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