空回りしている組織の立て直し方

昨日はお客様の会社で
半年間のコンサルティングの振り返りを
してもらいました。

 

この会社では、月に2回、
リーダーさん達に集まってもらって
全体の目標数値を達成する
話し合いのサポートをしていました。

 

ある方がこんなことを
話してくれました。

 

今までの会議は、
よくやった!と褒められるか?
ちゃんとヤレ!と怒られるか?
のどちらかだった・・・

 

今まで、一体、
どんな会議をやっていたんだろう?
と思ってしまいましたが、

 

目標達成の会議って
こんな感じなのかもしれません・・・

 

私がこの会社でやっていたのは、
目標の数値定を
リーダーの皆さんで決めてもらって、
毎回、数字を追っかけながら、
うまく行ったことと
うまく行かなかったことを
振り返ってもらっただけです。

 

それだけなんですが、
自然と相談し合うようになったり
成功事例の情報共有をするようになったり
忙しいところに手伝いに行ったり

 

結果として、団結力が高まり、
目標達成に向けて、最後まであきらめないで
みんなでアイデアを出し合い
チャレンジをするようになりました。

 

会議の様子も
最初はやらされ感がありましたが、
最近はこちらが止めないと
いつまでも話し続けているぐらい
目標達成に向けて本気になっています。

 

この会社のリーダーさん達は、
どうして変わったのでしょうか?

 

リーダーさん達は変わっていないと
私は、思います。

 

単に、話し合いの場がなかっただけです。

 

もととも、リーダーさん達は、
仲間に相談したいと思っていたし、
成功事例を共有したいと思っていたし、
忙しければ手伝いたいと思っていたし、
目標だって達成したいと思っていました。

 

しかし、リーダーの立場では、
集まって話す場や時間を作れなかったり、
何を目指せばよいのか?
決められなかったり、

 

そもそも、
叱責の場になっているような会議に
出ても意味がないと思って、
出なくなっていたり・・・

 

結局、目標達成のための会議が
機能していなかったのです。

 

これが、私が入ることで、
目標達成のための会議として
ファシリテーションすることで、
会議が機能するようになったのです。

 

そういう意味では、
もともと持っているリーダーの皆さんの
やる気や能力が発揮できるように
なっただけです。

 

だから、成果が出たのは、
リーダーの皆さんにやる気と能力が
あったからです。

 

組織開発のコンサルタントして
イメージしているのは、
「器」と「中身」です。

 

どんなにおいしい料理を
調理できても
それを盛れる器がなければ、
料理は作れません。

 

つまり、
リーダーさん達の
やる気や能力は「中身」で、
会議が「器」です。

 

「器」と「中身」がそろって
初めて、成果が出ます。

 

成果を出そうという時に
だいたいが「中身」の話になります。

 

だから、私は「器」の話をするように
しています。

 

リーダーの皆さんが
やりたいことを実現するには、
どんな話し合いの「場」があったらよいのか?

 

何を目標にしたらよいですか?

 

誰と話し合ったらいいですか?

 

1ヶ月に何回、何時間、話せばいいですか?

 

リアルですか?ZOOMですか?

 

そういう「器」を作ることが
大事です。

 

もちろん、「器」だけでは
料理はできません。

 

「中身」も大事です。

 

そういう意味で
組織で成果を出そうとしたら、
「器」と「中身」をセットで
考えることが必要なのです。

 

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

 

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