前回のブログで、
これからの指導は教えないことが
大事だと書きました。
「指導者の育成が問題」
そんなことを書くと、
教えずにどうやって指導するのか?
ということを聞かれます。
ここでいう教えないというのは、
全く教えないという意味ではなく
求められていないのに
教えないということです。
本人が教えて欲しい!
と言ってくるまで教えない
ということです。
だから、教えてはいけない
ということではありません。
私も、チービルディング経営塾で
組織づくりの基礎を教えています。
ただ、そこで教えているのは、
原理原則で、細かくこうしたらいい
みたいな話はしません。
別に細かく話しても良いのですが、
話したところで、できません。
人と人は違います。
私ができるやり方と
相手のできるやり方は違います。
だから、そもそも、
言われた通りになんてできないのです。
よくありませんか?
アドバイスをされても、
そんなこと、できるんだったら、
苦労しないよ!みたいな話・・・
結局のところ、
原理原則を自分なりに解釈をして、
自分なりにやってみることでしか
自分のものにすることはできません。
前回のブログで紹介した
サッカーコーチの中西さんも
自分でやったことを言語化しないと
再現性はないと言っています。
つまり、自分であっても、
一度やったことを再現しようとしたら
言語化が必要なのです。
言語化して自分のものに
するしかないのです。
そういう意味で、
わかりすぎるのは罪だと思っています。
わかりやすと、
なんか、できた気になります。
しかし、
いつもブログで書いているように
「わかる」と「できる」と違います。
「わかる」と「できる」は
試行錯誤です。
やりながら、できるようになります。
だから、
分かりやすく教えて、
簡単にできるようにしたら
その時はできるのですが、
その後、自分でやろうとした時に
できなくなります。
結局、言われたとおりに
やっているだけでは、
できるようになりません。
試行錯誤が大事です。
やりながらできるようになるのだから、
まずは、やれる程度に教えることです。
やれる程度に教えても、
完璧にはできません。
そこで、自分なりに考えます。
ああしてみよう、こうしてみよう
の試行錯誤が始まります。
これで教えないことです。
自分で考えたんだったら、
やってみる・・・
で、できなければ、
聞いてきます。
そこで、上手くいかなった原因を
一緒に考えて、また、やってみる・・・
これを繰り返す・・・
これが教えない指導です。
教えない指導で大事なことは、
やれる程度に教えることです。
やれないと、やらなくなるからです。
実は、これは相手のタイプによります。
イメージを伝えれば、
やってみようと思う人と
こと細かく伝えないと
やってみようと思えない人と
だから、相手のタイプによって
教え方を変える必要があるのです。
と、いっても、
これまた、どうやって変えたらいいの?
という話になると思います。
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