ネットを記事を見ていたら、
アメリカのギャップ社による
従業員エンゲージメント調査の結果、
調査を行った125ヶ国中で、
日本が最下位になったそうです。
最下位になるのは
気分が良いものではありませんが、
そもそも、エンゲージメントって
何なんでしょうか?
この記事では、
エンゲージメントというのは、
仕事への熱意や職場への愛着が強さ
とされています。
2022年度の調査で、
日本では、
「エンゲージしている従業員」
の割合はわずか5%
「エンゲージしていない従業員」
の割合は72%
「全くエンゲージしていない従業員」
の割合は23%だそうです。
ということは、
95%の従業員は、
仕事への熱意や職場への愛着が
ないということになります。
これ、本当なんでしょうか?
これが本当なら、
日本の社会は成り立っていない
ように思います。
私が関わっている会社さんでは
みんな、いい仕事をしようとしているし、
職場の仲間への愛着を感じていると思います。
さすがに5%ということはないと思います。
そう考えると、そもそも、
エンゲージメントって何なんでしょうか?
人事の分野って
トレンドのようなものがあり、
次から次へと新しい言葉が出てきます。
ただ、人間って本質的なところは
昔から変わっていないと思うんです。
だから、そんなに次から次へと
新しいことをやる必要がない
と思っています。
そういう意味で、
「エンゲージメント」について
本質的な理解をすれば、
それほど、気にしなくてもいいと思います。
そこで、エンゲージメントの意味について
考えてみたいと思います。
元々の意味で一番理解しやすいのは、
エンゲージリング(婚約指輪)です。
つまり、エンゲージというのは、
婚約という意味です。
婚約というのは、
結婚することを約束している
ということです。
だから、
組織において、
エンゲージメントという場合は、
会社と従業員が共に働くことについて
約束できている
ということです。
つまり、
エンゲージメントというのは、
信頼関係と言って良いと思います。
そう言われてみれば、
そんな難しい話ではなくて、
会社と従業員の間に信頼関係があるか?
という話です。
エンゲージメントなんて
カタカナで言っているから分からなくなるんです。
今回の調査結果も、
会社と従業員が信頼関係があるか?
を調査しているわけですが、
国によって背景も価値観も違うので、
国際比較をしても意味がないと思いま
ただ、日本において、
会社と従業員の関係が上手くいっていない
会社が多いのも確かなので、
問題だと思います。
また、エンゲージメントのことで
頭を悩ましている人事担当者の方も
この問題が解決しないと
エンゲージメントの改善なんて
できないのだと思います。
では、どうしたら、
会社と従業員の関係が良くなるのか?
長くなったので、
次のブログで書こうと思います。
今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。
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